2022.06.15
- ライフスタイル
「神戸は友人を連れて案内するのが楽しい街」人気の収納サイトを運営する ぱんくまさん
「スイーツやパンがおいしい」「オシャレなレトロ建築がある」「海も山もある」など、「神戸の魅力は?」という質問の答えは、人によってさまざまでしょう。いろいろな角度から神戸を眺めると、また別のおもしろさが見えてくるはず。
そこで今回は、人気の収納サイトを運営している神戸出身のブロガー、ウェブデザイナーである ぱんくまさん から見た神戸の魅力をご紹介。ぱんくまさんの好きな場所や、おすすめの店などについて伺いました。
ぱんくま
神戸市出身のウェブサイト運営、ブロガー、ウェブデザイナー。収納アイデアやおすすめ雑貨紹介サイト「SPOON HOME」、100均収納グッズ情報サイト「MONO SIZE」を運営。ツイッターのフォロワー数は1.8万人、インスタグラムのフォロワー数は26万人(2022年4月現在)。自身のツイッターでは実際に行ってよかった神戸のカフェや観光スポット、ホテルの情報も発信している。
学生時代から好きだった神戸の街歩き
北欧雑貨や収納についてのウェブサイトを運営しているぱんくまさんは、神戸市出身。バイク雑誌の出版社でウェブデザイナーとして9年ほど働いたあと、2016年からはフリーランスとしてサイト制作をしています。
そんなぱんくまさんのツイッターでは神戸に関する発信もしており、行ってよかったお店やイベント、観光スポットを紹介した投稿も。
「神戸についての発信を始めたのは、地元のいいところを知ってもらえたらという思いからです。思いがけない情報に出会えるのがツイッターの魅力なので、少しでも神戸について知ってもらえるきっかけになればと、おすすめスポットを紹介するようになりました」
街歩きで見つけた店を投稿するツイートには「興味がある人に見つけてもらいやすいように」と、自分で撮影した写真を掲載。エリア名や店名も忘れず紹介することを心がけているのは、情報発信が得意なぱんくまさんならではです。
「学生時代から古着が好きで、元町の高架下にあるお店をぶらぶらとしていました。いまも仕事柄、雑貨屋さん巡りをすることが多くて、神戸や元町、三宮、ポートアイランドにはよく行きます。神戸はどこへ行くにも電車が通っていて動きやすく、行きたい場所がコンパクトにまとまっているのもすごく便利ですよね。時間があるときは景色を楽しみながら、街歩きをしています」
和食も洋食も中華もおいしい神戸のグルメ
「神戸はおいしいスイーツやパンが食べられるお店が多いのはもちろん、和洋中のおいしいお店もたくさんあります。『今日はこれを楽しみたいな』と思ったときに、ぴったりの場所があって、お友達が遊びに来るときも案内するのが楽しい街です」
神戸の魅力について尋ねると、そう答えてくれたぱんくまさん。「おすすめのお店は?」という質問にも、いろいろな店をあげてくれました。
「グルービーベイカーズのオリジナルスコーンは、冷凍保存して常備するほど大好きな焼き菓子です。キャロットケーキやレモンケーキをテイクアウトして、メリケンパークで海を眺めながらのんびりすることもあります」
「にしむら珈琲店は市内にいくつか店舗がありますが、お店ごとに少しずつメニューが違うところが魅力です。中山手本店はホットケーキ、御影店はフレンチトーストがすごくおいしいですし、ハーバーランド店は『THEO(テオ)』というAI職人がバウムクーヘンを焼いてくれる。レトロな雰囲気が素敵な北野坂店も好きで、よく足を運びます」
「相楽園にある『レストラン 相楽』は、6000坪の日本庭園を眺めながら食事が楽しめます。完全個室なので、コロナ禍の今にぴったりのお店。誕生日や結婚記念日など、特別な日におすすめしたいお店です」
「クリスマスやお正月などの行事のときも、神戸のものを購入することが多いですね。昨年の冬はフロインドリーブのシトーレンを、神戸ポートピアホテルのおせちと、菊正宗の日本酒でお正月を迎えました。外出自粛中のときも、神戸グルメをお取り寄せするなど自宅で神戸を楽しんでいましたね」
街の景色が絵になる神戸
ぱんくまさんの話を伺っていると、情報発信者の視点から見ても神戸はとても魅力的な街だということが伝わってきました。
「たとえば小物を撮影するときも神戸の街や景色、スポットは写真映えするところが多いと思います。海や船、神戸ポートタワーがあるメリケンパークを背景に撮影すると、それだけで素敵な写真になる。そんな場所がたくさんあるところも、神戸の魅力の一つではないでしょうか」
「神戸には大きな展覧会を開催している美術館や博物館も多く、文化芸術施設が充実しているところも魅力的ですね。安藤忠雄さんが設計した兵庫県立美術館にも、写真映えするスポットがたくさんあっておすすめです」
いつか神戸の地域情報サイトにもチャレンジしてみたい
最後に、ぱんくまさんに今後の展望について伺うと「地域サイトの制作に憧れています」との答えが返ってきました。
「コロナ禍がきっかけで遠方へでかける機会が減った代わりに、近場の神戸を旅行することが増えて、改めて神戸の街っていいなと思うようになりました。今後、三宮駅周辺や新港突堤西地区の再開発もどんどん進んで、これからの神戸はさらに変わっていきそうな予感がして楽しみです。いずれは、そんな神戸に特化した地域サイトやSNSアカウントの運用をしっかりして、神戸の魅力を発信していけたら」
ぱんくまさん情報
◇100均収納グッズ情報サイト「MONO SIZE」:https://monosizecatalog.com/
◇収納アイデアやおすすめ雑貨紹介サイト「SPOON HOME」:https://www.spoonhome.com/
◇Twitter:https://twitter.com/clipnotebook
◇Instagram:https://www.instagram.com/spoonhomeblog/
神戸在住のフリーランスライター。関西の観光、グルメを中心に企画・取材・編集を担当。企業インタビューや舞台撮影も手掛けている。これまで取材した神戸の観光スポットやホテル、店舗は200カ所以上。地元の魅力を発信したいという思いのもと、日頃から神戸の街歩きをしてネタ探しをするのが趣味。