洋館が立ち並ぶ異国情緒のある通り、ランドマークが揃う開放的なウォーターフロント、美しい景観が整備された都心部、豊かな自然と抜群の眺望が楽しめる山、歴史と情緒ある温泉街、人情味あふれる下町、のんびりした雰囲気の里山…
色とりどりの表情をもつ神戸をエリアごとにご紹介します。各エリアの画像をクリックすると、それぞれのエリア内の主な観光スポットなどが確認できます。
エリア一覧 〉 ガイドマップ一覧 〉神戸随一の繁華街である「三宮」は、電鉄各線の駅やバスターミナルがあり、市内外の交通の結節点となっているほか、大型の商業施設やホテルが揃う、神戸観光の拠点にピッタリのエリア。
南側にある「旧居留地」には、西洋の技術で整備された美しい街並みが広がります。立ち並ぶ重厚なビルディングに、国内外のファッションブランドが路面店を構える、ハイセンスなショッピングエリアです。
三宮の西に隣接する「元町」エリアには、西日本随一のチャイナタウン「南京町」があり、本場さながらの活気溢れる雰囲気の中、中華グルメを満喫できる人気の観光スポットとなっています。
また、長年愛され続ける老舗が多く立ち並ぶ商店街や、こだわりの雑貨屋・古着屋・カフェが揃う通りもあり、ぶらりと街を歩きながら、神戸らしいセンスの良いショップ・カフェ巡りが楽しめるエリアです。
三宮の北側の「北野」エリアには、神戸港開港後やって来た外国人の旧宅が点在する異人館街があり、異国情緒あふれる神戸を代表する観光地となっています。
また、新幹線駅である「新神戸」のすぐ背後には、六甲山系の山すそが広がり、ハイキングの拠点となっているほか、布引の滝や布引ハーブ園など、気軽に自然に触れることができるスポットが揃っています。
神戸を代表するフォトジェニックなランドマークが揃う海沿いの公園「メリケンパーク」と、隣接する「ハーバーランド」は、神戸観光に来たらまず訪れたいエリア。
潮風を感じながら海沿いをゆったり散策したり、クルーズ船に乗って海から神戸の街並みを眺めたり、ショッピングや食事をしたり、夜には美しい夜景を鑑賞したり。一日中いつ来ても港町らしい雰囲気を味わうことができます。
神戸の市街地の北側には六甲山系の山々がそびえ、なかでも「六甲山」と「摩耶山」は、山上までのロープウェイやケーブルカーが運行されていて、豊かな自然が広がる、都会の近くのレジャースポット。
山上からは、瀬戸内海から大阪平野まで広がる大パノラマが楽しめ、特に日本三大夜景の一つに数えられる夜景は、1000万ドルのきらめきとも称される抜群の美しさを誇ります。
古くから貿易や文化発信の地であった「兵庫」
(新開地)地域は、下町グルメやレトロな雰囲気が味わえるスポット。昔から地元の人に愛され続ける料理店や趣ある喫茶店、希少な映像を上映する映画館などが点在します。
「長田」は、神戸のこなもん文化の本拠地で、お好み焼き屋が全国一の集積率!神戸名物「ぼっかけ」や「そばめし」、その味を支える「地ソース」も、ぜひご賞味を。
神戸の東側にあるこのエリアには、美術館や博物館が多くあるほか、地元で人気のベーカリーやスイーツ店などがあり、神戸のライフスタイルを体感できます。
また沿岸地域は「灘五郷」として全国に知られる、古くからの酒どころ。見学や試飲ができる酒蔵が多くあり、日本酒好きなら絶対訪れたいスポットです。
豊臣秀吉も愛した関西の奥座敷「有馬温泉」。鉄分と塩分を含む赤褐色の金泉と、無色透明の銀泉という、異なる泉質を持つ湯が楽しめます。白い煙を上げながら、ごぼごぼと豪快に温泉を汲み上げる、7つの泉源めぐりもおすすめ。
風情のある温泉街での湯上り散策や、四季折々の自然、長い歴史で育まれた伝統文化も楽しめる、日本を代表する温泉地です。
国際会議場やホール、ホテルなどのコンベンション施設が集まる人工島「ポートアイランド」には、世代問わず楽しめるショッピング複合施設や観光施設がたくさん。
その南にある「神戸空港」は、ターミナル内にレストランやおみやげ店があり、屋上階からは海や滑走路、市街地、六甲山が一望できる神戸の空の玄関口です。
三宮から電車で15分ほどでアクセスできる、風光明媚なビーチリゾートエリア。美しい砂浜と松林が広がる「須磨海岸」や、世界最長のつり橋である「明石海峡大橋」のほか、源平ゆかりの史跡や、美しい公園、海辺のアウトレットパークなど、見どころが点在しています。
個性あふれるお店が続々とオープンしている海辺の街「塩屋」も要注目です。
広大な面積を誇る神戸市の北西の郊外エリア。「西区」にはニュータウンや学園都市、広い敷地をいかした公園や体験施設が点在しています。
また「北区」は、多くのかやぶき屋根が残る日本有数の地域であり、美しい田園風景が広がる里山には、古民家を活用したカフェやレストランが続々とオープンしています。のんびりと過ごしたい方にオススメのエリアです。
神戸のエリア別ガイドマップやガイドブックをご用意しています。
スマホに保存したり、プリントアウトをしたりして、旅の計画やまち歩きの際に、お役立てください。
1868年(慶応3年)の開港以来、多様な外国文化を取り入れて独自のスタイルを築いてきた神戸の歴史は、旧石器・縄文時代にまでさかのぼります。 日本書紀に起源が記される生田神社、豊臣秀吉も好んだ有馬温泉、日本一の酒どころ・灘など、至るところに発見があります。
1995年の阪神・淡路大震災で被った大きな被害と、市民一人ひとりが手を携えて復興を遂げた経験は、日々の暮らしに生き続けています。