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2022.07.26

開運招福! 「神戸七福神」ご朱印めぐりの旅 【前編】

開運招福! 「神戸七福神」ご朱印めぐりの旅 【前編】

七福神を祀っている寺社をめぐる「七福神めぐり」が神戸にもあるのをご存知ですか? それぞれの寺社には七福神のご朱印もあり、すべて参拝すると7柱の神様がもたらす福を授かることができるといわれています。

今回は、そんな神戸七福神めぐりの旅を前後編に分けてお届けします。

神戸七福神めぐりをするなら専用のご朱印帳がおすすめ

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各寺社では、神戸七福神めぐり専用のご朱印帳を用意しています。色は赤と青の2種類あるので、お好みのものをどうぞ。

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そのほか、七福神が描かれた神戸七福神めぐり専用の色紙「七福神宝船色紙」や、「福札」もあります。最初にお参りする寺社でチェックしてみてくださいね。

1日目は4つの寺社めぐり

須磨寺

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まず、紹介するのは山陽電車「須磨寺駅」より北へ徒歩5分のところにある「須磨寺」。正式名は「上野山福祥寺」なのですが、「須磨寺」の名前がすっかり浸透し、駅名にもなっています。

そんな須磨寺は886年(仁和2年)に、光孝天皇の勅命によって聞鏡上人が創建したのが始まり。宗派は真言宗須磨寺派で、本堂には御本尊である聖観世音菩薩と、脇侍毘沙門天、不動明王が祀られています。

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1368年(応安元年)に製作された本堂内の「福祥寺本堂内宮殿及仏壇」

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平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した「源平の庭」

また須磨寺は、源氏と平家の合戦「一の谷合戦」の舞台となったことでも有名。平敦盛が身につけていたという「青葉ノ笛」や敦盛の首塚、義経腰掛の松など、境内には源平関係の宝物や遺物があります。

そのほか松尾芭蕉や正岡子規、与謝蕪村などの名だたる文人が訪れた「文学の寺」としても知られており、境内には句碑や文学碑もあります。

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神戸七福神の中で、須磨寺に祀られているのは福禄寿尊。ご朱印には、寺紋の桜の判も押されています。

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包みの中の布で福禄寿尊像を撫でると病気平癒、がん封じになるお守りも

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春には桜が満開になり、風情あふれる景色を楽しめるところも須磨寺の魅力の一つ。五猿の石像や、亀の背中に乗った七福神像「七福神マニコロ」、2人がかりでないと持てない「結縁数珠」など、境内にはオモロイものがあちこちにあるので、ぜひ境内散策も楽しんでくださいね。

Information

須磨寺(上野山福祥寺)情報

住所 神戸市須磨区須磨寺町4丁目6-8
アクセス 山陽・阪神・阪急電車「須磨寺駅」より徒歩5分、JR「須磨駅」より徒歩12分
駐車場 あり(30台)
TEL 078-731-0416
拝観時間 8:30~17:00
公式サイト https://www.sumadera.or.jp/

長田神社

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続いて紹介するのは、神戸高速鉄道「高速長田駅」より徒歩7分のところにある「長田神社」。日本書紀によると、長田神社の創建は201年。神功皇后が新羅から帰還する途中に、事代主神(ことしろぬしのかみ)からお告げを受けて祀ったのが始まりといわれています。

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長い歴史をもつ長田神社の境内には、神の化身である赤えいが宿る御神木があります。その昔、貴重でおいしい赤えいを食べることを断ち、願掛けを行ったところ痔の病気に効果があったと話題に。それ以来、御神木がある楠宮稲荷社は「痔の神様」ともいわれています。

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病気平癒の願掛けは赤えいが描かれた絵馬に行う人が多い

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長田神社のご祭神である事代主神は、出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)を父にもつ神様。「恵美主さま」や「福の神」としても有名なことから、長田神社では七福神の恵比須神を祀られています。

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境内には神戸七福神の蛭子社(恵比須神)も祀られている

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また長田神社では毎年2月3日の節分に、神々の使いである鬼が舞う「長田神社古式追儺式」を開催。無病息災や家内安全を願う室町時代から続く神事で、県指定重要無形民俗文化財にも指定されています。

そのほか、先まで見通すことができる御祭神の事代主神にちなんで、10月1日の「メガネの日」には「眼鏡感謝祭」が催され、眼鏡の供養をする行事もあります。

Information

長田神社情報

住所 神戸市長田区長田町3丁目1-1
アクセス 神戸市営地下鉄「長田神社前駅」・神戸高速鉄道「高速長田駅」より徒歩7分
駐車場 あり
TEL 078-691-0333
拝観時間 4月~9月5:00~18:00、10月~3月6:00~18:00、授与所は9:00~16:00
公式サイト https://nagatajinja.jp/

湊川神社

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つづいて紹介する「湊川神社」は、1872年(明治5年)に明治天皇の勅命によって創建された神社。本殿には鎌倉時代末期から南北朝時代に活躍した武将、楠木正成を祀っています。

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現在の本殿は昭和20年の神戸大空襲で焼失後に再建された

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楠木正成の墓碑

御祭神である楠木正成は、鎌倉幕府倒幕の際に活躍し、大きな功績をあげたことで有名です。しかし、その後は足利尊氏の裏切りによって追われる立場に。

正成は足利の軍を打ち破ろうと奮闘しましたが、最期は湊川の地で一族の人々とともに「七度生まれ変わっても朝敵を滅ぼす」と誓い、亡くなりました。

そんな忠義に厚い正成は、死後も「大楠公」と慕われたそう。1692年(元禄5年)には「水戸黄門」の名で知られる水戸光圀によって墓碑が建立され、幕末には吉田松陰や坂本龍馬、高杉晋作など名だたる志士たちが訪れたとの記録も残っています。

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境内には正成の殉節地もある

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そんな湊川神社に祀られている七福神は、毘沙門天。楠木正成は母が信貴山の御本尊である毘沙門天を毎日参拝して授かった子どもということもあり、毘沙門天との関わりが深いのです。神社の前にある通りの「多聞通り」という名は、毘沙門天の別名「多聞天」が由来だといわれています。

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また、境内には日本最古といわれているオリーブ樹もあります。

Information

湊川神社情報

住所 神戸市中央区多聞通3-1-1
アクセス 阪急・阪神・山陽各電車「高速神戸駅」より徒歩すぐ、JR「神戸駅」より徒歩約3分、市営地下 山手線「大倉山駅」・湾岸線「ハーバーランド駅」より徒歩5分
駐車場 あり
TEL 078-371-0001
拝観時間 9:00〜17:00(授与所・御朱印受付時間)
公式サイト https://www.minatogawajinja.or.jp/

生田神社

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最後に紹介する「生田神社」は、各線三宮駅から徒歩10分のところにあります。生田神社の創建も、長田神社と同様の201年のこと。御祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)という女神で、縁結びのご利益があるといわれています。

生田神社は神功皇后が三韓外征の帰りに、今の神戸港あたりで船が進まなくなったので占いを行ったところ、稚日女尊が現れて「私は活田長峡国に居りたい」とおっしゃっり、お祀りしたのが始まり。

ちなみに、「神戸」という地名は806年に朝廷から生田神社をお世話するための家「神戸(かんべ)」を44戸いただいたことから名付けられたとの話も。

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稲荷神社

境内には本殿以外にも14の末社があるほか、多くの歌に読まれた名勝「生田の池」や、源平合戦の戦場としても知られる「生田の森」、平敦盛が愛でたという「敦盛の萩」など見どころがたくさんあります。

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そんな生田神社に祀られている七福神の神様は、弁財天です。生田池の隣には、弁財天が祀られている「市杵島神社(弁財社)」もあります。芸術の神様なので、芸能や音楽に関係する人は、ぜひお参りを。

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生田の森では水におみくじを浮かべて占う「縁むすびの水占い」

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稲荷神社の近くにある手水舎もおすすめの撮影スポット

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また、生田神社ではファミリアとコラボした「育守(はぐくまもり)」や、月限定の特別ご朱印も人気。周辺には飲食店も多いので、参拝後は街歩きを楽しんではいかがでしょうか。

Information

生田神社情報

住所 神戸市中央区下山手通1丁目2-1
アクセス 各線三宮駅より徒歩10分
駐車場 あり
TEL 078-321-3851
拝観時間 9:00~17:00
公式サイト http://ikutajinja.or.jp/
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今回、神戸七福神めぐりの中で紹介した4つの寺社はそれぞれ距離が近いので、合間に神戸グルメを楽しんだり、観光スポットに立ち寄りながら巡拝するのがおすすめです。後編では残り3つの寺院を紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

開運招福! 「神戸七福神」ご朱印めぐりの旅 【後編】は こちら


【取材・文】 中田ゆりな

神戸在住のフリーランスライター。関西の観光、グルメを中心に企画・取材・編集を担当。企業インタビューや舞台撮影も手掛けている。これまで取材した神戸の観光スポットやホテル、店舗は200カ所以上。地元の魅力を発信したいという思いのもと、日頃から神戸の街を歩き、ネタ探しをするのが趣味。

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