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2024.05.25

神戸の大自然を満喫できるキャンプスポットへ

神戸の大自然を満喫できるキャンプスポットへ

“神戸でキャンプ?” そんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、六甲山系など豊かな自然をたっぷり味わいながらキャンプを楽しめるスポットが神戸にはあります。


今回は、オープンしたばかりの注目のスポットから長年神戸で愛されるスポットまで、そのロケーションや設備、おすすめの過ごし方などを紹介します。

キャンプ初心者の方も必見の内容なので、ぜひご覧ください。

リニューアルオープンして一般利用可能になった「神戸市立自然の家」

はじめに紹介するのは、摩耶山にある「神戸市立自然の家」です。

こちらは神戸近郊の学校に通っていた方なら、林間学校などで利用されたこともあるのではないでしょうか。2024年春、子どもから大人まで、個人でも日帰りでも気軽に利用できる遊び場にリニューアルされました。

場所は六甲山牧場の近く、中央手前は穂高湖(撮影:藤井浩司)


こちらの魅力は何といっても、六甲・摩耶の森と湖などに囲まれた豊かな自然環境。

リニューアルにあたっては、「そうぞうのすみか」をコンセプトに、圧倒的な自然の中で「想像」と「創造」の力を呼び起こして、遊びながら学び合う自然体験がたくさんできる施設になりました。

まずは、4つのエリアがあるテントサイトから紹介していきます。

森林浴もできて心地よいオートサイト

こちらは、今人気の車の乗り入れが可能な電源付オートサイトです。

最大幅が12mのサイトで、愛車とともにお気に入りの道具を広げてゆったりと過ごせます。森の中にあり日中は木漏れ日を、夜はライトアップされた姿を楽しめるエリアです。

夜のライトアップは明る過ぎず、やさしい灯り(撮影:藤井浩司)

また、広い芝生が広がる区画のないフリーサイトもあり、日帰りのデイキャンプでも利用可能です。大きな滑り台など遊具付きの囲われたエリアなので、大人も子どもも安心して楽しめます。

その他、湖がすぐそこに見えて、手ぶらキャンプが可能なレイクサイトも。木々に囲まれた丘にあるフォレストサイトは、小さめに区画されているので、ソロやペアのキャンパーにおすすめです。

ソロやペアキャンパーにおすすめのフォレストサイト

人数や好みの雰囲気に合わせて、テントサイトのエリアを選べるのも嬉しいところ。初心者でも安心して使えそうですね。

つづいて、「穂高湖」の周りにできた新設スポットを紹介します。

とんがり帽子のカフェ&レストハウス「シェールミエール」

森の中に凛と立つスタイリッシュな建物は、カフェも楽しめる休憩所です。

カフェ店内からの眺め

穂高湖のほとりにあり、静寂な湖とその先にある小さな鋭峰「シェール槍」を大きな窓からのぞめます。

店内には自然素材が多く使われていて、自然豊かな周辺環境と調和した心地よい空間。この素敵なスペースで景色をゆったりと眺めながら、こだわりのコーヒーや軽食を楽しめます。

穂高湖に面したテラススペース

メニューはテイクアウトができて、湖畔のベンチで味わうこともできます。

ハイキング途中や六甲山牧場の帰りに、立ち寄ってもOK!

野鳥の声も聞こえてきて、国立公園に指定されている六甲山系の魅力を存分に楽しめるおすすめスポットです。

ゆっくり流れる時間とともに、山の中の気持ちよさを味わえる

ユニークなアクティビティがあるのも「神戸市立自然の家」の魅力です。

岩登りや吊り橋など自然の地形を活かした本格的なアスレチックコースがあります。

迫力満点の吊り橋も

大人も一苦労の難易度で、さらに一方通行であることから、「覚悟が必要」とスタッフの方が言われるほど。本気で遊べそうです!

初心者でも体験可能なカヌー(撮影:藤井浩司)

穂高湖では、カヌーや手漕ぎボートのほか、8人まで乗れるメガSUPなどグループで楽しめるアクティビティが充実。

本格的なアーチェリー場まであって、ここに来ると、山の中でたっぷり遊びや学びの体験ができそうです。(各アクティビティは当日受付)

Information 神戸市立自然の家
住所 神戸市灘区六甲山町中一里山1-1
アクセス

六甲摩耶スカイシャトルバス「摩耶山市立自然の家前」徒歩約2分

電話番号 078-891-0001
公式HP https://kobe-sizennoie.com/

205ヘクタールの広い敷地と充実の設備「しあわせの村」

続いて紹介するのは、神戸市北区にある「しあわせの村」です。

こちらは三宮から車で25分の近さにありながら、施設全体の敷地面積は205ヘクタールという、甲子園約50個分のとてつもない広さを誇ります。

その自然豊かな敷地には、宿泊施設やキャンプ場、温泉、プール、各種スポーツ場、庭園や芝生広場など、さまざまな施設があり、子どもから大人、障がいのある方も含めて誰もが楽しめる総合福祉ゾーンになっています。

キャンプ場としても長年愛されているスポットなので、詳しく紹介していきます。

まずこちらは、日帰りで手軽にバーベキューを楽しむことができるデイキャンプ場です。

ここだけで約1ヘクタールという広々としたスペースに、18卓の炉付テーブルがゆったりと配置されています。

流し台のある大きな炊事棟が2つ

子ども向けの楽しい遊具がいっぱいある「トリム園地」が隣接しています。

約45mのロングスライダーをはじめ遊具やアスレチックがたくさん

次に紹介するのは、自然の中で車とともにキャンプを楽しめるオートキャンプ場です。

全部で32サイトありますが、全て電源と水道、野外炉を完備しており、ファミリーでも安心して利用できます。

そして最後は、テントが常設されているキャンプ場です。

こちらは他のキャンプ場とは少し離れた場所にあり、森の静けさを感じられる特別感につつまれています。

テントを張る必要がなく、気軽に行けて、その分ゆったりと過ごせるのも魅力のようです。

紅葉シーズンも人気

しあわせの村では3つのキャンプ場とも、食材や炭などの購入、食器・機材レンタルが可能で、手ぶらで本格アウトドアを楽しめるのも嬉しいポイントです。 (すべて要予約)

Information しあわせの村
住所 神戸市北区しあわせの村1-1
アクセス

神戸市バス「しあわせの村」すぐ

電話番号 078-743-8000
公式HP https://shiawasenomura.org/

いかがでしたか?


今回紹介した2カ所ともリーズナブルな料金で利用できます。

ぜひ色々なシーンや季節に合わせて楽しいキャンプ計画を立て、自然が身近にある神戸の魅力を体験してみてください。

【取材・文】川崎 哲章

神戸在住のPRディレクター&ライター。洗練された都会のイメージがありながら、自然を身近に感じられる街・神戸の魅力をもっと多くの方に届けていきたい。そんな想いで観光やグルメ、そして関わる人々を取材。灘区の六甲山にも海にもすぐ行ける場所に住み、カメラ片手にいろんな場所へ出かけています。

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