夏に食べたい！神戸のひんやりパフェ３選

涼しげなグラスの中に、おいしいがギュッ。夏はやっぱりパフェですね。

グラスの中に盛り付けられたクリームやアイス、クッキー、フルーツ、ジュレ、ソースなど、いろいろなパーツを組み合わせて食べ進めながら、変化する味わいを楽しむのがパフェの醍醐味。

神戸にはパティスリーや、カフェ、チョコレート専門店などが提供する、とっておきのパフェがたくさんあります。

今回は、お菓子やパンを中心に数々の取材を行なってきたスイーツライターいなだみほが、この夏おすすめしたい、神戸のひんやりパフェを3つご紹介します。

兵庫の魅力満載！「相楽園パーラー」で庭園を眺めながら楽しむ夏パフェ

6000坪の敷地に広がる庭園が四季折々に美しい表情を見せてくれる相楽園。

そんな庭園の一角に佇むカフェ「相楽園パーラー」で楽しめるのが「Parfait Côte de Setouchi」。地元兵庫の魅力が詰まった期間限定の夏パフェです。

夏を感じるマンゴーを主役に、その他、瀬戸内海に面する兵庫の食材がふんだんに使用されています。

赤穂の塩のバニラアイス、須磨海苔のチュイル、瀬戸内海苔のチーズソース、淡路レモンのジュレなど郷土色豊か。

パティシエ川畑日南子さんが考案するパフェは、食材の組み合わせや食感、香りなどのマリアージュが繊細。海苔、塩、レモンとアクセントになる塩味、酸味が楽しくて、ペロリとあっという間にたいらげてしまう一品です。

緑がより一層深まる夏の季節は、テラス席からの眺めも抜群。美しい庭園を眺めながら、相楽園パーラーの洗練された夏パフェを堪能してください。

神戸発チョコレート専門店「KOBE CHOCO」のチョコづくしパフェ

お取り寄せ専門のオンラインショップとしてスタートした「KOBE CHOCO」が、2022年11月、旧居留地に実店舗をオープン。

「Today is a good day with chocolate!」をコンセプトに、カカオ本来の風味や味わいを大切に、チョコレートの魅力を探求し続けているチョコレートショップ&カフェです。

ショップ奥のカフェで楽しめるパフェ「チョコレートパフェ」は、オープン当初からある人気メニュー。

チョコレートを使用したソフトクリームをはじめ、トッピングの割りチョコ、クッキー、チョコレートケーキなどパフェの中身はお店のオリジナル。

ソフトクリームはチョコレート、ホワイト、ミックスの3種、割りチョコ、クッキーは2〜3種、ケーキはブラックチョコケーキとホワイトチョコケーキの2種、見た目もかわいいロボット型チョコ・ロボチョは、ストロベリー、ミルクの2種から、それぞれお好みを選べます。

割りチョコは日替わりでいろんなフレーバーが登場するので、カスタム次第で何通りものパフェに。

選べる楽しさもうれしいパフェ。カウンター席から旧居留地の街並みを眺めながら、のんびり自分だけのオリジナルパフェを味わってください。

アイスクリーム 、コンポート、ジュレ…さまざまな桃の味わいを楽しんで「dinig soical」

作りたてのデザートが大人気のパティスリー&カフェ「CAKE STAND」の姉妹店、「dining social（ダイニングソシアル）」は、北野坂の中腹にあります。

オーナーの寄砂貴之さんと愛麗さん夫妻のセンスと技が冴えるこちらのお店は、料理もデザートも、素材からのアプローチで、その組み合わせや味のバランスが絶妙と評判です。

ナチュラルとかっこよさがほどよくミックスされた感じのいい店内でゆっくり楽しみたいのが、14時からスタートするカフェタイムに提供されるパフェ。

スクエア型のワイングラスでサーブされるパフェは、旬のフルーツに合わせて季節で内容が変わります。

今回ご紹介するのは、7月上旬からスタートした「桃のパルフェ」。

清涼感あふれる桃とアールグレイのアイスクリームの下には桃のコンポートと一口サイズの完熟のフレッシュピーチ。グラスの真ん中あたりにはザクッと軽い食感のクランブルクッキーのシュトロイゼルがお口直しとしてスタンバイ。

さらにスプーンを進めると、バニラ風味豊かなクリーム、クレームシャンティと、つるりとした喉越しの桃シロップのジュレ、甘酸っぱいスモモのコンフィチュールがお目見え。

旬の桃を、フレッシュ、コンポート、ジュレ、アイスクリームと、さまざまなかたちで味わえる贅沢な一品です。

セットのドリンクは、コーヒー、紅茶、ワインなどなど、なんと10種類以上の中から選べます。

表情豊かなさまざまな桃をぜひお楽しみください。