2023.07.11
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スイーツの街・神戸で見つけた!とっておきの「クッキー缶」5選
近頃、ブームのクッキー缶。さまざまな味わいや食感のクッキーを楽しめるのが魅力で、缶のデザインもおしゃれで、かわいいものがたくさん。
スイーツのまちと名高い神戸にも、心ときめくとっておきのクッキー缶がたくさんあります。今回は、老舗洋菓子店、製菓会社、ホテル、カフェ、ベーカリーとさまざまなお店のクッキー缶を集めてみました。世代を超えて愛され続けるロングセラーから、ニューフェイスまで。あなたのお好みはどれですか?
北欧のかわいさがギュッと詰まった「shoeido」
「神戸クッキー」や「神戸のパイ」といった神戸っ子にはおなじみのお菓子で有名な、老舗の製菓会社「昭栄堂」。そんな製菓会社が展開する、焼きたてのタルトとキッシュの専門店「shoeido」をご存知ですか。
お店は、JR山陽電車「垂水駅」から市バスで約5分。
北欧テイストのおしゃれな店内には、種類豊富なタルトやキッシュが勢揃い。普段のおやつや食事、手土産に…と人気を呼んでいます。
そんな「shoeido」が2023年3月にクッキー缶の販売をスタート。
「キッシュやタルトは賞味期限が2日。長く味わっていただけるお菓子もあると、遠くから来てくださったお客様にも喜んでいただけるかなと思って」と話すのは店長の水島侑生さん。
中身のかわいらしさは、ピカイチ。生地の食感も味も全部違っていて、そこがまた楽しい。
味はもちろんのこと食感、見た目も吟味を重ねた7種類。
消えゆくようなほろほろ感がまさに雪のようなブールドネージュ、キャラメルコーティグのアーモンドがギュギュッとのったフロランタンなどに加え、スウェーデンでは「ハッロングロットル」という名で親しまれているジャムクッキーに、ジンジャー、シナモン、クローブなどスパイスを生地に練りこんだジンジャークッキーなど北欧らしいクッキーも。
クッキー缶は月に1回、ネットによる限定販売。(繁忙月は販売無しの場合があります)。季節によって中身が変更になる場合があります。
クッキーには、タルトやキッシュ同様、北海道産発酵バターが使用されており、どれもこだわって作られています。お家で北欧を感じながら、ゆっくり時間をかけて味わいたい商品です。
住所 | 神戸市垂水区福田2丁目4-4 | アクセス | 山陽バス「千鳥が丘下」徒歩約2分 | 電話番号 | 078-708-2626 |
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公式サイト | https://www.shoeido.biz/ |
神戸土産の新定番?!「ル・パン神戸北野」
「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」直営のスイーツ&ベーカリーショップ「ル・パン神戸北野」が、2023年5月、新作のクッキー缶「ル・パン サブレ バリエ」を発売。
小麦粉、牛乳、卵など、こだわりの素材を使ったホテルメイドのクッキーを詰め合わせた商品は、早くも神戸土産の新定番として好評を呼んでいます。
味、形のバリエーションが楽しい全9種類のセレクション。ピンクやグリーンが差し色になったクッキーに目移りします。ホテルメイドの安心感もうれしいですね。
香り豊かな宇治抹茶の風味がふわりと広がる「宇治抹茶とショコラブラン」、サクサク食感のサブレにアーモンドスライスを並べた「スティックフロランタン」など人気の定番サブレ7種に、ゲランドの塩がきいた、希少なブルボンバニラの風味が際立つ「サブレ ヴィエノワ」、ココア風味のサブレに、コク深いダークチョコレートをコーティングした「サブレ ヴィエノワ ショコラ」の新作2種が仲間入り。
神戸らしい洗練された味わいに心躍ります。
住所 | 神戸市中央区山本通2丁目7-4 | アクセス | 各線「三ノ宮(神戸三宮)」徒歩約15分 | 電話番号 | 078-251-3800 |
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公式サイト | https://www.l-s.jp/lepan/ |
愛にあふれる詰め合わせ「ブーランジェリー ビアンヴニュ コフレ」
御影に本店を構える「ブーランジェリー ビアンヴニュ」の2号店「ブーランジェリー ビアンヴニュ コフレ」。阪急六甲駅から歩いて約5分のところにあり、毎日食べたいパンや、プリン、チーズケーキなど子供にも人気のおやつを販売しています。
約2年前、ステイホームの期間中に発売され、人気に火がついたクッキー缶は、その名も「みんなのおやつ」。
お家で過ごす時間が多かった時、家族で過ごすおやつタイムに「こんなクッキー缶があったらいいよね」と作られました。
クッキー缶の中身は、「オーナーの大下尚志シェフが『スタッフそれぞれが好きなクッキーにしよう』と提案してくれました」と話すのは2号店を任されている店長 谷歩乃日さん。
スタッフの皆さんが想いを込めて選んだ中身は、サクサク食感のアーモンドクッキー、ピスタチオ入りの糖衣をまとったレモンクッキー、バターたっぷりのガレットブルトンヌに、くるみ入りのブールドネージュの他、谷店長が好きなチョコチップ入りチョコクッキーや、大下シェフが好きなマカロンドナンシーといったちょっぴりマニアックなフランス郷土菓子など6種類。
そんな愛の詰まったクッキー缶で、ほのぼのした心なごむおやつタイムを。
住所 | 神戸市灘区山田町3丁目2-6 | アクセス | 阪急「六甲駅」徒歩約5分 | 電話番号 | 078-414-8825 |
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公式SNS | https://instagram.com/boulangeriebienvenuecoffret?igshid=Y2IzZGU1MTFhOQ== |
食べる前から楽しいクッキー缶「ユーハイム」
元町商店街の東の入り口からすぐ、海側にあるユーハイム本店。2022年に日本創業100周年を迎えた老舗洋菓子店です。
創始者のドイツ人菓子職人カール・ユーハイムが日本で初めてバウムクーヘンを焼いたと伝えられており、同店のバウムクーヘンの人気は言わずもがな。
本店1階には、生菓子、焼き菓子、切りたてバウムクーヘンやミートパイなど、「純正自然」(食品添加物を使わず、自然な材料でお菓子を作ること)がコンセプトのお菓子がズラリ。今回ご紹介のクッキー缶「テーゲベック」は、創業当時から販売されているロングセラー。
ドイツ語で「テー」がお茶、「ゲベック」が「お菓子」、お茶菓子と言う商品名らしく、ドイツのお茶菓子をルーツにしています。2022年11月にパッケージがリニューアル。中に入っているクッキーのイラストが原寸大で描かれています。エンボス加工を施した、ぷっくりと立体的なデザインで、食べる前からわくわくします。1枚1枚手作業、手絞りで丁寧に作る8種類は、伝統的なドイツ菓子「オクセンアウゲン」がルーツのベリージャム、自家製パイとクッキー生地をねじって作るプレッツェル、ハート型のパルミエなど。
「純正自然」のコンセプトどおり、国産バターやアーモンド、自家製ジャムなどの素材が生かされたやさしい味わいにうれしくなります。
2階のカフェには限定メニューも
限定商品やメニューもあるので、本店を訪れて、ここだけの味わいを楽しんでみてはいかがですか?
住所 | 神戸市中央区元町通1丁目4-13 | アクセス | 各線「元町駅」徒歩約3分 | 電話番号 | 078-333-6868 |
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公式サイト | https://www.juchheim.co.jp |
神戸らしい手土産に「G線」
「神戸らしい手土産を探してる」と相談されたら、おすすめしたいのが「G線」のクッキー缶。
「G線」が三宮センター街にオープンしたのは1952年のこと。
鮮やかな色彩を大胆に用いたインテリアや食器など、日本を代表するデザイナー早川良雄さんの演出が、流行に敏感な神戸っ子の心を瞬く間にとらえたセンセーショナルなカフェの登場でした。
今は移転して、生田川の左岸にお店があります。
思い思いのカフェタイムを過ごすお客様で賑わうお店の物販コーナーに並ぶのが、今回おすすめするクッキー缶「G線ハンドメイドクッキー」。
缶のデザインは、もちろん早川氏。大胆に書かれたアルファベットが斬新なデザインは、おしゃれでありながらフレンドリーな印象。鮮やかなストライプが目を引く包装紙のデザインも素敵です。気になる中のクッキーは、大山バターやカルピスバターを使用し、種類によっては小麦も国産、外国産を使い分けるなどのこだわりも。どれも天然素材の良さを上品に引きだした味わいです。
住所 | 神戸市中央区神若通7丁目2-7 | 電話番号 | 078-241-1101 | アクセス | 市営地下鉄「新神戸駅」徒歩約6分 | 公式サイト | http://www.g-sen.com |
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見てかわいい、選んで楽しい、食べて美味しい、クッキー缶。
神戸のかわいくておいしいクッキー缶と一緒に、とっておきのおやつタイムを楽しんでください。
赤穂生まれ、赤穂郡上郡育ち、神戸暮らし。人に出会うことが好きです。誰かの大切な思いを文章にして、たくさんの方に伝えるお手伝いをしたいと思っています。お菓子、パンなどを中心に雑誌、ガイドブック、ウェブなどで取材執筆。イベント企画、ショップセレクトなどにも携わっています。著書「東京最高のパティスリー」(ぴあ)、MOOK「神戸のおいしいパン屋さん」、「神戸紅茶さんぽ」、「神戸土産の新定番」(共にグラフィス社)企画編集執筆。2021年秋にMOOK「神戸のパン屋さん、やっぱりすごい」を編集執筆。