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2023.09.22

休日の朝こそヘルシー&アクティブに過ごす!神戸三宮徒歩圏内プラン

休日の朝こそヘルシー&アクティブに過ごす!神戸三宮徒歩圏内プラン

せっかくの休日、ゆっくり寝ていたい…。

そんな方も多いと思いますが、海や山など自然が身近にある神戸には、朝から心地よくリフレッシュできる場所がたくさんあります。

今回は、その中でも休日の朝におすすめしたい、神戸三宮から徒歩でいけるスポットを2つご紹介します。もちろん、旅行で神戸を訪れた方にも必見の内容です。

神戸の旬と出会える!東遊園地の「FARMERS MARKET」へ

まず一つ目は、大体毎週土曜日の朝に行われている神戸の朝市「FARMERS MARKET」です。

開催されているのは、都市公園の「東遊園地」。各線「三ノ宮(神戸三宮)駅」からフラワーロード沿いを歩いて約10分、神戸市役所の南側という、とてもアクセスのよい場所にあります。

東遊園地のみちひろばへ行くと、神戸市内を中心に、農家さんや飲食店、焼き菓子店など、いろいろなジャンルのお店が多数出店しています。

新鮮な地元の野菜や果物を買えるほか、地産地消を体験できる朝ごはんも好評です。旬の食材を使ったその日だけの限定メニューもあるので、何が登場するかは毎回のお楽しみ。

子どもが地元食材に興味を持つきっかけになることも
ヘルシーなコンブチャも人気

何といってもこのマーケットの醍醐味は、出店者と直にコミュニケーションできること。野菜や果物を育てた生産者から、栽培のこだわりを聞いたり、美味しい調理法をたずねたりしてみると、新しい発見が生まれます。

淹れたてのコーヒーを待つのも、ステキな時間
農家さん同士やお店とコラボした商品も

園内には、買ったものを食べたり飲んだりできるスペースもあります。都心部とは思えない緑に囲まれた空間にはベンチやテーブルがあり、木陰で心地よいひと時を過ごせます。

緑や花、水辺など自然につつまれた公園

マーケットを楽しんだあとは、園内を散策するのもおすすめです。

東遊園地は2023年春にリニューアルされ、芝生ひろばやカフェ、見晴らしのよい高台のほか、屋外図書館もあって、思い思いの時間を過ごすことができます。日常の慌ただしさを忘れて、爽やかな朝を感じてみてください。

「FARMERS MARKET」の運営者にインタビュー

ファーマーズマーケットを運営する「EAT LOCAL KOBE」事務局の衞藤 玄海さん

ファーマーズマーケットを運営する「EAT LOCAL KOBE」事務局の衞藤さんは、

ㅤ「FARMERS MARKETは、『食都神戸』推進の取り組みとして、“生産者と消費者を継続的につなぐ”をコンセプトに、2015年から開催しています。東遊園地を中心に、神戸各地で多くの方々の協力をいただきながら継続することができ、徐々に街に根付いてきました。

ㅤ山と海に囲まれた街・神戸は、農水産物が豊富なうえに、都心部と農地がとても近いという特性があります。そうした神戸の本質的な豊かさを、ここでたくさんの方々に体験してもらえればと思います。」

と語ります。

土曜日の朝は早起きをして、神戸の朝市へ出かけませんか?

FARMERS MARKETの開催日程、参加する農家さんやお店については、HP・SNSをチェックしてください。お休みの週や場所が変更されることもあります。

「FARMERS MARKET」開催情報はこちら 〉〉
Information東遊園地
住所 神戸市中央区加納町6丁目4
アクセス 各線「三ノ宮(神戸三宮)駅」徒歩約10分
公式サイト http://eastpark.jp/

意外と近い!マイナスイオンたっぷりの「布引の滝&おんたき茶屋」へ

もう一つは、山と市街地が近い神戸ならではのスポットとして、日本の滝百選にも選ばれている「布引の滝」と、神戸歴史遺産でもある「おんたき茶屋」をご紹介します。

各線「三ノ宮(神戸三宮)駅」から向かう場合は、まず「新神戸駅」へ。徒歩で約20分、地下鉄を使えば、ひと駅なので数分で到着します。

豊かな自然に囲まれた「新神戸駅」

JR「新神戸駅」の1階から北側に進む道に出ると、高架下に「布引の滝 0.4KM」と大きな案内表示があります。

高架を抜けて道を登り始めると、すぐに緑の美しい木々たちが出迎えてくれます。「ここが新幹線の駅のすぐ裏手?」と驚く方も多いほど、自然が豊かです。

石造りの「砂子橋(いさごばし)」
橋の下には、美しい渓流が

森林浴を楽しみながら、道を進むと、左右の分かれ道が出てきます。

実は、「布引の滝」は、雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓ヶ滝(つつみがだき)の4つの滝の総称なのですが、今回は、雌滝を通ってから、雄滝へ行く左手の道を選びました。

すると、間もなく雌滝に到着。

白い絹糸のように流れる「雌滝」

雌滝は美しい緑に囲まれた場所にあり、澄んだ空気と心地よい水音でリフレッシュできます。

ベンチに腰掛けて、滝を眺めながらゆったりと過ごせます

なお、ここまで新神戸駅から歩いて約5分。山が近い神戸とはいえ、ロケーションの良さには驚かされます。

水が流れる音や鳥のさえずりに耳を傾けつつ、さらに道を進みます。

10分ほど歩くと、ついに雄滝が目の前に。高さ約43mから無骨な岩を勢いよく流れ落ちる水の迫力に、思わず息をのみます。

雄滝の滝つぼから寄り添うように流れ落ちる「夫婦滝」 

雄滝からさらに少し奥へ進むと、「おんたき茶屋」に到着。

雄滝をのぞむ場所にある「おんたき茶屋」

創業は1915年と100年以上の歴史を持ち、「神戸歴史遺産」にも認定されています。明治以降、こうした六甲山の茶屋が拠点となって「毎日登山」の習慣が神戸に根付き、日本にハイキング文化が育っていったそうです。

海外の方を含めて、たくさんの人々が訪れるそう
この日はおでんを4種セレクト

おいしいものを食べて、雄大な滝をゆっくり眺めていると、いつの間にか心も身体もスッキリ。ハイキングの疲れも吹き飛びます。

見上げると、青い空と「神戸布引ハーブ園」のロープウェイが

都心からすぐの場所にありながら、手軽に大自然を感じられる布引の滝とおんたき茶屋。朝からハイキングへ出かければ、最高の休日がスタートするはずです。

Informationおんたき茶屋
住所 神戸市中央区葺合町布引遊園地45
アクセス 各線「新神戸駅」徒歩約15分
公式サイト https://ontaki.jimdofree.com/

神戸ならではのヘルシー&アクティブな休日の朝の過ごし方、いかがでしたか。ぜひお試しください。

【取材・文】 川崎 哲章

神戸在住のPRディレクター&ライター。洗練された都会のイメージがありながら、自然を身近に感じられる街・神戸の魅力をもっと多くの方に届けていきたい。そんな想いで観光やグルメ、そして関わる人々を取材。灘区の六甲山にも海にもすぐ行ける場所に住み、カメラ片手にいろんな場所へ出かけています。

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