2022.11.04
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神戸でクラシカル&キュートな「イギリス」を感じる旅 【神戸で海外旅行】

異国情緒あふれる神戸では、日本にいながらでも海外旅行気分が味わえる。 そんな神戸旅の楽しみ方が「神戸で海外旅行」。
今回は、クラシカルでありながらもキュートな「イギリス」の文化に触れることができるスポットをご紹介します。
10万円の航空券が当たるプレゼントキャンペーンや、特別ツアープログラムを実施中!
期間 | 2022年10月19日~2023年1月31日 |
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特設ページ |
https://www.feel-kobe.jp/travel_abroad_in_kobe/
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イギリス郊外のお屋敷を訪れた気分で「英国館」(北野)

まず紹介するのは、北野異人館街にある「英国館」。イギリス人技師の設計によって、明治42年(1909年)に建てられ、ドイツ人のフデセック医師が診療所兼住居として住んでいた洋館です。

建物は「玄関前のポーチ」「大きな窓が多い」「ベランダがある」などの特徴がある典型的なコロニアル様式で、建築当時のまま保存されている点も見どころの一つ。
モダンデザインの父と呼ばれるウィリアム・モリスのファブリックで装飾されている館内には、17世紀バロックから19世紀ビクトリア朝時代の格調高いアンティーク家具や調度品も展示されています。

入り口には1910年〜1936年のジョージ5世時代に使用されていたポストがお出迎え

英国王室が最初に使用した車と同型の「ディムラー」も展示されている

そんな英国館で人気のスポットは、世界で2番目の再現率と認定を受けた「シャーロック・ホームズの部屋」。少し曲がった火かき棒や、煙草の葉が入っているペルシャスリッパなど細部にまでこだわった空間に、ホームズファンはきっとテンションが上がるはず。

ちなみに、英国館ではホームズのトレードマークでもあるインヴィネスケープや、ディアストーカーを無料でレンタルすることが可能。着用したまま館内見学もできます。

館内の見学が終わったら、イングリッシュガーデンへ。「ベーカーストリート駅」を再現したスポット、世界に6対しかないホームズ像、男女が抱擁しているように見える「告白の樹」と、ガーデンにも見どころがたくさんあります。

また英国館の2軒隣、ベンの家に併設されたショップ「COUVENIR (コーベニア)」には、英国館グッズも販売しています。ホームズにまつわるオリジナル商品はもちろん、イギリスにちなんだピンバッジやポストカード、Tシャツなども揃っているので、ぜひお土産にどうぞ。
住所 | 神戸市中央区北野町2丁目3-16 |
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アクセス | 各線の三宮駅・新神戸駅より徒歩15分、シティループバス「北野異人館」バス停より徒歩すぐ |
電話番号 | 0120-888581 |
営業時間 | ︎10:00~17:00 |
定休日 | ︎最新の営業情報は公式HPにてご確認ください |
入館料 | ︎大人750円、小人(小学生)100円 |
公式サイト | https://kobe-ijinkan.net/england/ |
イギリスの家庭的なお菓子が味わえる「The Biscuit Barrel(灘区)

スイーツの街神戸に来たなら、やっぱりスイーツも堪能したい!
そんな方におすすめなのが、イギリス菓子専門店「The Biscuit Barrel」。英国王室御用達の菓子店「ナデル・パティスリー」などで修行を積んだイギリス人パティシエのピーターさんが、「イギリスのお母さんが作るお菓子を楽しんでもらいたい」との思いからオープンしたお店です。

一番人気の「ショートブレッド」は、サクッと、ホロッとした食感がくせになる逸品。イギリスのティータイムに欠かせない焼き菓子をお供に、自宅でイギリス気分を味わってみてはいかがでしょうか?

また、イタリア最古のチーズといわれる羊のチーズ「ペコリーノ・ロマーノ」を使用した「チーズ・ショートブレッド」は、お酒との相性が抜群!甘いものが苦手な方からも好評で、「ワインと一緒にいただいてます」というお客様からのメッセージも。

生レモンを丸ごとたっぷり使用したイギリスの定番ケーキ「レモン・ドリズル・ケーキ」

ビクトリア・スポンジケーキ
「The Biscuit Barrel」のお菓子は保存料などの添加物は一切使用しておらず、体にやさしいという点も魅力の一つ。
オンラインでの販売がメインですが、水曜日までにオンラインから注文した商品は、土曜日の14:00から18:00までお店へ取りに行くことも可能です。

また、2022年からは工房の前に「The Biscuit Barrel」のスイーツが購入できる自動販売機を設置し、24時間いつでも購入できるようになりました。

ショートブレッドや人気のビスケット5種、イギリスのドリンクも販売

「現地で食べたスイーツが味わえる」と、イギリスファンからも太鼓判を押されている「The Biscuit Barrel」。不定期で直売会や百貨店などの催事に出店することもあるそうなので、興味がある方はぜひ公式インスタグラムをチェックしてみてくださいね!
※写真はすべて店舗より提供
住所 | 神戸市 灘区下河原通3-5-7第一灘マンション 102 |
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アクセス | JR「六甲道駅」駅より徒歩約9分 |
電話番号 | 090-8531-5080 |
営業時間 | ︎店頭受け取り毎週土曜日14:00〜18:00 |
定休日 | ︎月・火曜日 |
公式サイト | https://www.biscuitbarrel.shop/ |
https://www.instagram.com/biscuit_b_b/ |
本物の「ロンドンタクシー」で神戸観光できる?(近畿タクシー)

街を走れば、道行く人たちの視線を集める……そんなタクシーが神戸にあります。その名も、ロンドンタクシー。スイーツタクシーや神戸牛タクシーなどのイベントタクシーでおなじみの「近畿タクシー」が運行している、予約制の観光タクシーです。
とことんイギリス気分に浸りたい!という方は、英国製の車に乗って神戸巡りを楽しんでみては?

英国製のクラシカルな車体は、旧居留地や北野異人館街など神戸のオシャレな街並みにぴったり。ホテルマン仕様の制服に身を包んだ運転手が、神戸の夜景スポットやジャズバーを案内してくれるという、なんとも贅沢なひと時が過ごせます。

過去には異人館とタッグを組み、名探偵になりきって謎解きするイベントも開催

このロンドンタクシーが近畿タクシーに導入されたのは、1991年のこと。日本で販売されるという新聞記事を読んだ森崎社長が「神戸の街並みにマッチする」と、一目惚れして購入したことをきっかけに神戸の街を走るように。以来、神戸の街のみならず、結婚式場や百貨店の催事にも呼ばれる人気タクシーになりました。

旧居留地にある神戸市立博物館前にて
ヨーロッパの近代都市計画技術を用いて整備された神戸の外国人居留地は、イギリス人技師のJ.W.ハート氏が設計を行ったというイギリスと関わりのある場所でもあります。
レトロな洋風の建物が今も残る街並みを眺めながら、ロンドンタクシーでドライブを楽しむ。そんな楽しみ方は、神戸ならではという感じがしますね。

ちなみに、近畿タクシーでは古くなったロンドンタクシーをEV化し、復活させようというプロジェクトが進行中。長い間、車庫の隅にひっそりと眠っていましたが、「装いを新たに、思い出がたくさん詰まったこの車を皆さまと一緒に育てていければ」と森崎社長。
11月からクラウドファンディングを開始する予定なので、興味がある方はぜひ応援をよろしくお願いします!
電話番号 | 0120-489-982 |
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公式サイト | https://www.kinkitaxi.com/ |
神戸在住のライター。関西の観光、グルメを中心に企画・取材・執筆・撮影を担当。これまで取材した神戸の観光スポットやホテル、店舗は200カ所以上。地元の魅力を発信したいという思いのもと、日頃から神戸の街歩きをしてネタ探しをしている。