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2021.10.21

たった30分でプチトリップ!有馬温泉&グルメで疲れた体にエネルギー補給

たった30分でプチトリップ!有馬温泉&グルメで疲れた体にエネルギー補給

疲れた体にエネルギーを補給したいと感じたら、三宮から30分、都会の喧騒から少し離れた有馬地区へ。
老舗の高級温泉旅館が立ち並ぶ有馬地区は敷居が高い印象がありましたが、ここ近年新しいお店も増えたと聞いていたので気になっていました。

有馬へのアクセス方法は、車、電車、バスといろいろありますが、今回は毎日運航中のJR高速バス有馬エクスプレス号を利用して行ってきます。

このチケットの料金、三宮・新神戸から780円ですが、利用日の一週間前までに購入しておくと700円で購入できるので、かなりお得です!



1日目

10:05 三宮バスターミナル出発


10:35 湯煙漂う有馬温泉に到着

たった30分で到着しました。こんなに近いことにただただ驚きです。
ちょうど六甲ミーツアートの時期に重なり、サテライト会場になっている有馬にもたくさんのアートが展示されていました。

11:00 有馬ます池

有馬ます池は、有馬温泉の「鼓が滝」下流にて、清らかな鼓が滝の流れがニジマスに適した水温・水質を備えています。
豊かな自然に囲まれ、透明度の高い冷たいお水に入ってニジマスのつかみ取りにチャレンジです。
子供たちはすばしっこいニジマスを捕まえるのに悪戦苦闘!!服をびしょびしょにしながら楽しめます。

ニジマスのつかみどり

2021年5月22日(土)~10月12日(火)、11月6日(土)~12月7日(火)
 ※雨天または、その他の理由で中止する場合があります。
 ※予約はできません。

*釣りは通年楽しんでいただけます。詳しくは有馬ます池 HP


またここには、恋愛成就のパワースポットといわれる「鱒ます恋こい神社」も鎮座しています。


12:00 鼓が滝

有馬ます池から15分ほど山道を上がると、鼓を打つかのような軽やかな落水の響きが滝壷から聞こえてきます。
六甲山の清らかな水がとうとうと流れ落ちる景色に癒されます・・・


12:30 ランチタイム

美味しそうなお店が立ち並ぶ細長い温泉街を進むと、通り過ぎてしまいそうな小径に妬(うわなり)泉源があります。

ランチは、その直ぐお隣のカフェ・ダイニング「Griddle Me Local/BAR STILL グリドルミーローカル」を訪れました。神戸ビーフと神戸ポークを使ったハンバーグや、兵庫県産小麦100%の小麦粉を使ったパンケーキなど、兵庫・神戸のローカル食材を扱っています。

セットについていたパンはクロワッサンをお願いしたのですが、サクサクでとっても美味しかったのでおススメですよ。

店内とテラスの席からは泉源の湯けむりが立ち昇る景色を楽しめます。

ちなみに泉源の直ぐ横では、白と茶色の2匹の子ヤギのとても愛らしい姿が見ることができました。

この双子のヤギは、こちらのお店の看板ヤギで名はきんとぎん。さすが有馬育ち!


14:00 アリマ ジェラテリア スタジオーネ

お腹にまだ少し余裕がありそうな方には、昼食をいただいたグリドルミーローカルから徒歩1分でデザート時間をご案内します。ジェラートワールドツアー2019年日本大会優勝をしたというジェラートを食べに「アリマ ジェラテリア スタジオーネ」へ。

ジェラートは、すべて店内奥の工房にて手作りしています。六甲山麓の酪農家限定の濃厚な牛乳のみを使用し、お店には18種類のフレ-バ-が用意されていてどれも美味しそうで目移りしてしまいます。

私は人気の有馬サイダー、パッションフルーツ、そして日本一の味に輝いた「塩マスカルポーネ きんかん香る甘酒仕立て」をチョイスしました。濃厚なマスカルポーネチーズに、さわやかなきんかんの酸味が絶妙で、ふわっと甘酒の香りが口に広がります。すっきりした有馬サイダー、甘酸っぱいパッションフルーツも、スプーンをすくうごとに幸せが口いっぱいに広がります。

3 FLAVOR (トリプル) 570円~
INFORMATION arima gelateria Stagione(アリマ ジェラテリア スタジオーネ)
住所 神戸市北区有馬町1163
TEL 078-907-5468
定休日 火・水曜日
公式HP https://arima-stagione.jp/
※営業時間はHPで確認を

15:00 湯本坂

焼きたての炭酸せんべいや、老舗の佃煮屋さんなどのお土産をみながら、湯本坂を散策。
有馬散策中に、何ともインパクトのあるシュールな飛び出し小僧に出会った方はいませんか?

2013年に開催された「有馬温泉 路地裏アートプロジェクト」の作品の一つとして発表され、有馬温泉で働く9人の実在の人物がモデルとなった飛び出し坊やたち。

作品が大変好評を博したことから、プロジェクト終了後も9体の看板は有馬の街にそのまま残され、今なお観光客の安全安心を見守ってくれています。

もしかしたら有馬散策中に実物にも会えるかも! 是非探してみてくださいね。

15:30 金の湯

遊び疲れた体と、日頃の疲れをしっかり落とすため、古来から由緒ある元湯として歴史を刻んできた温泉を堪能します。金の湯の魅力は、何と言っても、この赤茶色の天然温泉です。

体の芯からポカポカに温まり、保温効果も高い湯で、お肌がツルツルになる名湯でじっくり体を温めます。

16:50 高速バスで帰路 or 旅館に一泊

日帰りの方は、ここで有馬温泉から高速バスで帰路へ
一日でもしっかり有馬を堪能できました。

高速バスでビューンと帰ることもできる有馬ですが、こんな素敵な場所です。

ゆっくりと宿泊して帰りたいという方も多いと思います。
有馬には素敵なお宿がたくさんありますので、人数や予算に合わせて探してみてくださいね

https://www.tour.ne.jp/ext/feel-kobe/j_hotel/list/#dsp_sort=10

2日目

お宿で朝食がついている場合が多いかもしれませんが、素泊まりを選んだ方は、有馬温泉のノスタルジックな時間と空間を楽しめる老舗カフェで朝食はいかがでしょうか?

9:00 カフェド坊 (Cafe De Beau)

1986年に創業以来、有馬を守ってきた老舗のカフェです。
現在は新しいお店もたくさんでき賑わいのある有馬温泉ですが、創業当時はお店も、女性の観光客も少なかったそうです。浴衣でも洋服でも似合うクラッシックなカフェの誕生は、今でいうインスタスポットとして若い女性たちの間で人気が広がったことが想像できます。

当時の人々が同じ場所で、珈琲の香りと甘いパンを頬張っていたのかなとノスタルジックな空間が時間を巻き戻す気がします。おススメはCafe De Beau(カフェ・ド・ボウ)のスペシャリテ「黒丸御所(丹波黒豆タルト)」。ほんのり甘く炊いた丹波黒豆を自家製アーモンドクリームとサクサクのタルト生地が合わさって絶品です。

また、1階にあるパン屋Pao De Beau(パン・ド・ボウ)で購入したパンは、2階Cafe De Beau(カフェ・ド・ボウ)でもお召し上がり頂けます。*ワンドリンク注文制。

11:00 六甲有馬ロープウェー

朝の温泉も楽しんだ後、お宿に手を振り向かうは、六甲有馬ロープウェー。昨年開業50周年を迎えた六甲有馬ロープウェーは全面ガラス張りで全ての面から六甲山の雄大な景色を楽しむことができます。

天気は残念ながら曇天・・・しかし霧の中突き進む空中散歩は神秘的でした。
お天気によって様々な表情を見せてくれるのも山の魅力の一つです。

12分間の空中散歩を楽しみ六甲山山頂に到着、一面に広がるは霧!!

1メートル先もわからない霧の世界に感動・・・

六甲山頂では可愛いアートがお迎えしてくれます。

子供たちがストリートトイピアノを奏でるとお人形たちの口が大きく開き、何とも言えない合唱が始まります。とっても素敵なアートに周りの大人たちも笑顔が広がります。

12:00 六甲ガーデンテラス

六甲山頂から徒歩5分ほどで六甲ガーデンテラスに到着。
昼食を取っているとだんだん霧が晴れてきました。山はころころと表情を変えて楽しませてくれます。

もう少しお天気が良ければ山と海の間に神戸市内の街並みが広がります。

デッキから景色を眺めていると何やら面白そうなものを発見。伝統の遊び「かわらけ投げ」。
コロナ終息への願いを込め、土でできた素焼きの皿「かわらけ」をできるだけ遠くまで飛ばします。

六甲ガーデンテラスの「六甲おみやげ館」で販売。かわらけ1セット5枚入り100円。

13:00 六甲枝垂れ

六甲山の上に立つ一本の大きな樹のような「自然体感展望台 六甲枝垂れ」からは光がこぼれます。枝垂れは四季や時間、天候で五感全て感じ方がちがいます。
湿度の高い今日はヒノキの香りがより一層強く感じられます。お天気の日は光のコントラストを、雨の日には融氷水盤(ゆうひょうすいばん)」に美しい水紋が浮かびます。

美脚のアートもお出迎え

枝垂れの中にもアートが展示されていますので是非現地で、その瞬間しか見ることができない自然の体感を過ごしてみてください。

14:30 「ROKKO森の音ミュージアム」

六甲山上バスに乗って「ROKKO森の音ミュージアム」へ
聞きなれない名前ですが、「六甲オルゴールミュージアム」は、2021年7月16日に、「ROKKO森の音(ね)ミュージアム」としてリニューアルオープンいたしました。
新しく造成された、六甲山の自然と調和を図る庭「SIKIガーデン~音の散策路~」を歩くとオルゴールの色と虫や鳥、カエル等が合わせて音楽を奏でます。

「森のCafé」では、ワンプレートランチやセミセルフ式のコーヒーなどを楽しめます。
ちなみに飲食メニューは、SIKIガーデン内のテラス席でいただくことも可能。緑いっぱいの空間とオルゴールの音色に贅沢なひと時を過ごせます。
「森の音ホール」では、アンティーク・オルゴールなどを展示するほか、コレクションによる「演奏家のいないコンサート」を毎日実施しています。

16:00 六甲ケーブル

六甲山上駅から約1.7km、六甲ケーブル下駅まで下っていきます。
ケーブルカーは車両に動力を持たないため、六甲山上駅の巻上場にある巻上機を使って動かしているそう。迫力満点です。

まだまだ神戸を楽しみたいという方は、六甲山から摩耶山も摩耶ビューラインで繋がっていますので摩耶山から100万ドルの神戸の夜景を見るも良し、六甲から神戸の町に繰り出し、遊覧船や観覧車からの港の夜景も素敵ですよ。

摩耶山からの夜景
遊覧船からの夜景
観覧車からの夜景

たくさん神戸を楽しみたいという方には、お得な神戸観光スマートパスポートをご利用ください。

スマパスを活用して、皆さんも素敵な神戸をめぐってみて下さいね。

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