神戸は、開港以来、
西洋からの人々によって
数々のスイーツが持ち込まれ、
外国人居留地を中心に洋菓子文化が広がった街。
全国区の有名ブランドから
新進気鋭のパティスリーまで
数々の名店が揃う神戸でスイーツを
巡る旅をしてみませんか?
神戸といえば、モダンな西洋建築が立ち並ぶ外国人居留地が印象的です。
エリア内には領事館、教会、住宅はもちろん、銀行やホテル、クラブなど200棟以上の建物が建てられたといわれています。
西洋文化の影響は建築だけに留まらず、神戸スイーツにも深くかかわりがあります。
元々は居住する外国人や船乗りのために作られ始めた神戸の洋菓子は、現在に至るまで独自の発展を遂げてきました。
神戸の洋菓子店は、明治30年(1897年)に元町で開業した神戸凮月堂に始まります。
その後激動の大正期に神戸に住みついた外国人たちが、それぞれ本場の洋菓子作りを神戸に持ち込み、フロインドリーブやモロゾフ、ユーハイムなど神戸を代表する洋菓子店が誕生しました。
自国の味や技術を広めようとした外国人、そして洋菓子づくりに魅了された日本人たちによって、神戸は全国的にも有名なスイーツの街として知られるようになったのです。
神戸・北野
新たに愛される洋菓子店
女子に愛される
小さなおやつ
行列必須!
おくりもの新定番
ガレット・デ・ロワはキリスト教の祭日、1月6日の「公現祭」をお祝いして食べられるフランスのお菓子です。アーモンドクリームを使って作られるシンプルなお菓子ですが、職人の技術がはっきりと出ることから、フランスでは検定試験の課題にもなっています。神戸では1月に「神戸ガレット・デ・ロワ」が開催され、販売やコンテストが行われ好評を博しています。
神戸北野異人館街にはイギリス人技師が設計した英国館が建築当時そのままに保存されており、おしゃれな建物が立ち並ぶ旧居留地も実はイギリス人によって設計されています。神戸に深いゆかりのあるイギリス。スタイリッシュな神戸の街並みの中で、見た目にも華々しいアフタヌーンティーで優雅な午後のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ドイツの伝統的なクリスマス菓子、シュトレン。神戸のベーカリーではクリスマスシーズンになるとシュトレンが並ぶ光景が定番となっています。またクリスマス前には街ぐるみでシュトレン文化を広めようと、30近くのベーカリーがシュトレンを販売しています。個性豊かなシュトレンの数々に目移りしてしまうこと間違いなしです。
元々中秋の名月のころに食べられていた月餅と、豆乳からできている口当たりの良いスイーツ豆花(トウファ)。神戸・元町には「南京町」として知られる中華街があり、南京町ではどちらも一年中楽しむことができます。異国情緒溢れる雰囲気に包まれながら食べ歩きを楽しめば、旅行をしているような気分を味わえますよ!