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旅してでも食べたい!神戸スイーツ

旅してでも食べたい!神戸スイーツ

神戸は、開港以来、
西洋からの人々によって
数々のスイーツが持ち込まれ、
外国人居留地を中心に洋菓子文化が広がった街。

全国区の有名ブランドから
新進気鋭のパティスリーまで
数々の名店が揃う神戸でスイーツを
巡る旅をしてみませんか?

TOPICSスイーツ情報

HISTORY神戸スイーツの歴史

神戸といえば、モダンな西洋建築が立ち並ぶ外国人居留地が印象的です。
エリア内には領事館、教会、住宅はもちろん、銀行やホテル、クラブなど200棟以上の建物が建てられたといわれています。
西洋文化の影響は建築だけに留まらず、神戸スイーツにも深くかかわりがあります。
元々は居住する外国人や船乗りのために作られ始めた神戸の洋菓子は、現在に至るまで独自の発展を遂げてきました。

神戸の洋菓子店は、明治30年(1897年)に元町で開業した神戸凮月堂に始まります。
その後激動の大正期に神戸に住みついた外国人たちが、それぞれ本場の洋菓子作りを神戸に持ち込み、フロインドリーブやモロゾフ、ユーハイムなど神戸を代表する洋菓子店が誕生しました。
自国の味や技術を広めようとした外国人、そして洋菓子づくりに魅了された日本人たちによって、神戸は全国的にも有名なスイーツの街として知られるようになったのです。

INTERVIEWS注目!神戸の若手シェフたち

神戸・北野
新たに愛される洋菓子店

【Cake Sky Walker】
田中 隆亮 さん
神戸市出身。祖父が和菓子職人だったこともあり手に職を付けたいという思いからパティシエの道へ。神戸・大阪の洋菓子店を経て、2019年3月に独立。30年近いパティシエとしての経験を表現する集大成として、日々洋菓子作りに向き合う。女性の山倉シェフと2人で運営。
店舗情報
神戸市中央区中山手通4丁目11-7
https://www.instagram.com/cake_sky_walker/
シェフのお菓子作りのこだわりを教えてください。
自分が良いと思う食材を信頼できる業者から仕入れ、それに応じてメニューも日々アレンジしています。またお客様に好みに合ったものを選んで頂きたいので、様々な種類の生菓子を取り揃えています。また、お客様のお好みの食材やクリームを使ったオーダーメイドのホールケーキもご好評を頂いています。あなただけのオリジナルのケーキを作ることができますよ。
神戸でのスイーツの楽しみ方を教えてください。
他の都市と比べると、神戸にはパティスリーや洋菓子店が多いのが特徴だと思います。当店がある北野エリアにも何軒かあるので、神戸北野異人館街などを散策しつつ、観光の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
読者の方へのメッセージ
ヴルーテ(なめらかなベイクドチーズ)、パリブレスト(シュー菓子)など定番のケーキから、旬の素材をとりいれながら、数多くの生菓子を取り扱っています。イートインはないのですが、隣のレストラン「ビストロ・レクレ・神戸」を利用される方は、予め当店で購入していただき、レストランで召し上がって頂くことも可能です。時間帯によっては前の道路が車両通行止めになっているので、お車でお越しの方はご注意下さい。

女子に愛される
小さなおやつ

【加集製菓店】
加集 絵美 さん
兵庫県姫路市出身。専門学校卒業後、神戸の人気洋菓子店、フレンチレストランを経て独立。花隈エリアの飲食店で8ヶ月間借り営業し、2017年11月に同エリアで現在のお店をオープン。EAT LOCAL KOBEのFARMERS MARKETにも出店。
店舗情報
神戸市中央区北長狭通7-1-27 ナカハラマンション1F
https://www.instagram.com/kashuseika/
シェフのお菓子作りのこだわりを教えてください。
なるべく地元のものを使いたいという、いわゆる地産地消への思いは強いですね。神戸市内の農家さんの果物を使ったり、小麦粉も県内の生産者から仕入れたりしています。また季節に応じて品揃えも変え、旬のものを楽しんでいただけるように工夫しています。神戸らしいところでいうと、西区のいちじくでタルトやジャムを作っています。いちごも手に入るときは市内の農家さんものを使い、北区のいなだ養蜂園のはちみつを使ったりもしていますよ。
神戸でのスイーツの楽しみ方を教えてください。
神戸は洋菓子店がとてもたくさんあるのが魅力的ですよね。私自身、休みの日には他のお店に行って色々と新しいスイーツを試すのが大好きなので、皆さんにもぜひ食べ歩きを楽しんでいただきたいなと思います。
読者の方へのメッセージ
レストランウェディングなどを手がけるお店に在籍していた経験から、加集製菓店のお菓子はデザートビュッフェやコースの最後に出てくるお茶菓子をイメージしています。常時約20種類のお菓子を日常使いで楽しんでいただきやすいサイズで取り扱っているので、気軽に立ち寄っていただけばと思います。

行列必須!
おくりもの新定番

【LOUIS BLANC】
藤本 知久 さん
兵庫県三木市出身。大学卒業後パティシエに。専門学校を卒業し、老舗茶屋のお菓子専門工房での製造経験、チョコレート専門店での販売経験を経てチョコレートサンド専門店「LOUIS BLANC(ルイスブラン)」を岡本にオープン。
店舗情報
神戸市東灘区岡本1-11-18 甲南ライフ102
https://louisblanc-shop.com/
シェフのお菓子作りのこだわりを教えてください。
手土産にも使ってもらいやすいお菓子を作りたいと考え、見た目に華やかなチョコレートと、日持ちのする焼き菓子とを組み合わせたチョコレートサンドを思いつきました。パッケージデザインなど見た目にもこだわり、フレーバーは常に15~20種類くらいを揃えています。チョコレートを際立たせるため生地は素朴な味わいにし、チョコレートはフレーバーによって産地やメーカーも変えています。
神戸でのスイーツの楽しみ方を教えてください。
あまり他の街では見かけない光景として、神戸では小さなお店でも行列ができるお店が多いなと感じますね。特に阪急沿線は、大手ではなく個人でこだわりが詰まったお店を出されている方が多く、お店に来ることを目的に神戸にいらっしゃるお客様も多いように感じます。六甲エリアにもバターサンド専門店の「BonbonROCKett(ボンボンロケット)」さんなど、魅力的なお店がたくさんあるのでお菓子屋さんめぐりを楽しんでください。
読者の方へのメッセージ
お客様のご要望にお応えする形で、ギフトセットの個数もバラエティ豊富にご用意しております。開店当初からの一番人気はピスタチオ、春はストロベリーも人気です。10日間日持ちしますし、夏場でも常温で持ち歩きできるので色んなシーンで使って頂ければ嬉しいです。今後はバレンタインなどのイベントに合わせた限定ボックスも増やしていきたいと思いますのでご期待ください。

FEATURES多国籍な神戸スイーツを楽しもう

フランス

ガレット・デ・ロワ

ガレット・デ・ロワ

ガレット・デ・ロワはキリスト教の祭日、1月6日の「公現祭」をお祝いして食べられるフランスのお菓子です。アーモンドクリームを使って作られるシンプルなお菓子ですが、職人の技術がはっきりと出ることから、フランスでは検定試験の課題にもなっています。神戸では1月に「神戸ガレット・デ・ロワ」が開催され、販売やコンテストが行われ好評を博しています。

イギリス

アフタヌーンティー

アフタヌーンティー

神戸北野異人館街にはイギリス人技師が設計した英国館が建築当時そのままに保存されており、おしゃれな建物が立ち並ぶ旧居留地も実はイギリス人によって設計されています。神戸に深いゆかりのあるイギリス。スタイリッシュな神戸の街並みの中で、見た目にも華々しいアフタヌーンティーで優雅な午後のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ドイツ

シュトレン

シュトレン

ドイツの伝統的なクリスマス菓子、シュトレン。神戸のベーカリーではクリスマスシーズンになるとシュトレンが並ぶ光景が定番となっています。またクリスマス前には街ぐるみでシュトレン文化を広めようと、30近くのベーカリーがシュトレンを販売しています。個性豊かなシュトレンの数々に目移りしてしまうこと間違いなしです。

中国

月餅/豆花

月餅/豆花

元々中秋の名月のころに食べられていた月餅と、豆乳からできている口当たりの良いスイーツ豆花(トウファ)。神戸・元町には「南京町」として知られる中華街があり、南京町ではどちらも一年中楽しむことができます。異国情緒溢れる雰囲気に包まれながら食べ歩きを楽しめば、旅行をしているような気分を味わえますよ!

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