fbpx

神戸で「インド中東」旅行

神戸で「インド中東」
旅行気分の楽しみ方

アメリカやヨーロッパに比べると、
インドや中東に旅行したことがある人は多くないのでは?

神戸には、インドから中東の国々出身の方も多く住んでいて、
日本では珍しい、イスラム教やジャイナ教の寺院も存在。

在住インド人が集うインド料理のお店や、
ムスリムの生活を支えるハラル料理店では、
現地さながらのグルメも味わえる。

インドや中東の世界に、神戸にいながら触れてみよう。

神戸で「インド」旅気分

定番観光スポットである異人館街がある北野は、 神戸にやって来た外国人が住居をかまえたという歴史もあって、 現在も多くの外国人の方々が住んでいる。

中でも、インド人のコミュニティは大きく、インド料理店、 スパイスショップをはじめ、日本で唯一のジャイナ教寺院があったり、 街を歩けばサリーを来た女性とすれ違ったりと、“リトルインディア”のような一面も。

異人館巡りだけではない、「インド」な神戸を見つけてみて。

アールティ 北野本店

インドといったら思い浮かぶのは、やっぱりカレー。 インド人が多く暮らす神戸では、インド人シェフがいるのはもちろん、在住のインド人に愛される、本場さながらのインドカレーが味わえる。

北野にある「アールティ 北野本店」は、関東などにも支店を持つインド料理店。現地で修行を積んだベテランコックによる本物の“北インド料理”を提供する。 定番のバターチキンカレーは、甘口で食べやすく、旨みたっぷり。

「アールティ 北野本店」
神戸市中央区中山手通2丁目14−13 ハンタービル1F
URL:https://www.aarticompany.com/

インダスレイ

日本にあるインド料理店といえば、バターや油を使ったカレーとナンがセットの“北インド”料理のお店が多いけど、元町にある「インダスレイ」は、お米が主食の“南インド”の家庭料理が味わえるお店。

ハイデラバード出身のお母さんが作るミールス(定食)は、スパイスとハーブがふんだんに使われていて、本場感MAX。食べ応えがあるけど、野菜が中心で、油が少なくさっぱりしているのも嬉しいところ。

「インダスレイ」
神戸市中央区元町通4丁目1−4(10月20日に移転)
URL:https://indusray-indian-restaurant.business.site/?hl=ja

インド プロビジョン ストア

インド料理に欠かせないのが、ターメリックやクミン、コリアンダーといったスパイスの数々。 風味を整えるだけでなく、体温を上げたり、リラックス効果があったりと、心身への作用も考えられているのだとか。

北野の「インド プロビジョン ストア」は、地下一階の店舗の天井近くまで、多種多様なスパイスがずらり。 チャイやカレーのスパイスから、何に使うのか見当もつかないスパイスまで、探検をする気分で買い物を楽しんで。

同ビルの2階には、現地感たっぷりのインド家庭料理が味わえるお店「クスム本場家庭料理」も。

インド プロビジョン ストア
神戸市中央区山本通2丁目12−21 異人プラザ B1F
URL:http://www.spice-kobe.com/

ジャイナ教寺院

異人館街が集まるエリアから少し西へ歩くと、突如として現れる真っ白でデコラティブな建物。厳格な菜食主義や不殺生で知られる“ジャイナ教”の日本で唯一の寺院で、正式名称は「バグワン・マハビールスワミ・ジェイン寺院」。

インドから取り寄せた純白の総大理石造りで、動植物を象った繊細な彫刻、きらびやかな金属の扉などがひときわエキゾチック。

「バグワン・マハビールスワミ・ジェイン寺院」
神戸市中央区北野町3-7-4
※ 寺院内での土足、喫煙、飲食、写真撮影は禁止。生理中は入場不可。

アリズハラールキッチン

神戸ムスリムモスクの前の道を東へ進んだところにある、ハラル料理店「アリズハラールキッチン」。 パキスタン出身の店主のアリさんが2016年にオープンしたお店で、しっかりとスパイスが効いた本場の味を求めて、日本人のファンも多数。

ビリヤニ(炊き込みご飯)は、ボリューム満点でジンジャーなどスパイスの風味が、食欲と異国感を高める自慢の一品。

「アリズハラールキッチン」
神戸市中央区中山手通1丁目20−14

神戸シャワルマ

神戸ムスリムモスクのすぐ西に2021年にオープンした、中東のファストフードを味わえる「Kobe Shawarma」(神戸シャワルマ)。

笑顔が素敵なトルコ人シェフのムラットさん曰く、シャワルマとはケバブとほとんど同じで、中東ではメジャーな郷土料理。 日本ではケバブを名乗るお店が多い中、“本場の味を伝えたい”という想いから、シャワルマという店名にしたそう。

ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)や、バクラヴァというスイーツなども、あわせて頼んでみたい。

「神戸シャワルマ」
神戸市中央区中山手通2丁目25−10

シルクロード絨毯ミュージアム

六甲アイランドにある絨毯専門店「絨毯ギャラリー」に併設のミュージアムには、中東・イランを中心とした、シルクロード絨毯の貴重なコレクションが揃う。

絨毯に手を触れて間近に見る事ができ、遊牧民の生活や絨毯づくりの工程など、さまざまな関係資料も展示。 緻密な模様と重厚な質感のペルシャ絨毯で、中東の伝統技術と美を感じて。

「シルクロード絨毯ミュージアム」
神戸市東灘区向洋町中6-9 神戸ファッションマート3階
URL:https://www.carpetandrug.net/aboutus/museum/

関西ユダヤ教会シナゴーグ

ジャイナ教寺院やモスクに加え、北野にはユダヤ教のシナゴーグ(会堂)も存在。

神戸とユダヤ教のつながりは古く、 第二次世界大戦中には、ナチスの迫害を逃れた多くのユダヤ人が、ロシア経由で神戸に到着し、ひと時の安らぎを得たのだとか。 その歴史は神戸ユダヤ共同体(神戸ジューコム)跡地である、神戸電子専門学校南館の案内板で知ることができる。

シナゴーグは外観ならいつでも見学可能。ヘブライ語やダビデの星のサインを見て、神戸とユダヤの歴史に想いを馳せてみては。

「関西ユダヤ教会シナゴーグ」
神戸市中央区北野町4-12-12
※ 見学は要予約で少人数のみ可能


TOP