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【教育旅行】神戸で学ぶ震災学習

1995年1月17日、それは神戸にとって忘れることが出来ない日、そして忘れてはならない日。

阪神・淡路大震災により、神戸はかつて無い大きな被害を受けると共に、改めて「命の尊さ」や「絆の大切さ」を思い知ることとなりました。

今、日本の各地では、地震がいつ、どこで起きるかわからない危機に立たされています。そうした中で神戸では、震災の経験を役立てる様々な活動に取り組んでいます。

震災学習体験
まちを見て、歩いて、実際に生活する人々の口から震災や復興の経験を生の声で聞き、自ら体験・発見することは、展示や映像を見るだけでは得られない、貴重な経験です。 大きな被害を受け、復興を遂げたまちと、そこに暮らす人々のエネルギーを肌で感じとることができます。

主に以下の施設・場所で、阪神・淡路大震災の被害や復興の歩みについて知り、災害や防災について考え、学ぶことができます。

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターは、震災の経験と教訓、防災の大切さを未来と世界に伝える防災学習施設です。

西館と東館の2館からなっており、震災資料展示や語り部による講話(被災体験談)などから阪神・淡路大震災について学べるほか、液状化等の実験ステージなどからは実践的な防災・減災の知識を身につけることができます。

無料で利用いただける資料室では、観覧の事前・事後学習に役立つ資料も用意しています。

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ふたば学舎(神戸市立地域人材支援センター)

ふたば学舎(神戸市立地域人材支援センター)

阪神・淡路大震災の時に避難所となった神戸市立二葉小学校を前身とするふたば学舎では震災の記憶と教訓を次世代に伝えるための震災体験学習を実施しています。

震災を、「誰も取り残さない」というSDGs(持続可能な開発目標)の側面から、自分事として考えられるような体験型・双方向型のメニューを用意しています。

● 2時間未満の体験例
・ 震災スライド学習(20分)[阪神・淡路大震災時の被災状況を説明]、
・ 避難所体験(70分)[避難所生活を疑似体験(新聞紙スリッパ作り含む)、避難について意見交換]、
・ 震災語り部体験談(20分)[阪神・淡路大震災の被災者による体験談]

※ 2時間以上の場合は、上記メニューに加え、被災地のまち歩きや炊き出し体験、災害現場の知恵学習(ロープ結束や簡易担架の作り方ほか)などのメニューを実施します。
※ 詳細は、ふたば学舎ホームページの「震災体験学習」をご覧ください。

ふたば学舎ホームページ 施設情報

神戸市立こうべまちづくり会館

神戸市立こうべまちづくり会館

1993年11月に住民主体によるまちづくり活動を支援する拠点として開館し、阪神・淡路大震災直後には避難者を受け入れ、復興まちづくりの支援拠点としても機能してきました。その後は「つどい・つたわり・つながる」場として、幅広いまちづくり活動の支援を目指しています。

また「神戸で学ぶ防災学習」を、神戸防災技術者の会(K-TEC)と共同で、被災地の支援活動や防災・減災に関することを学び、阪神・淡路大震災の記憶と教訓を伝える活動として実施しています。

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震災資料保管庫

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1995年に発生した阪神淡路大震災での被災・復旧経験を風化させることなく後世に語り継ぐため、社会貢献活動の一環として、1999年10月に開設し、被災した高速道路損傷構造物を保管しています。

阪神高速道路の沿道地域の皆様や、被災経験のない「未来の技術者の卵」である子供たちにもわかりやすくご覧いただけるよう、プレゼンテーションルームにて地震の概要と復旧までの歩みを紹介するビデオ上映の後、実際の被災構造物を見ながら、係員が被災状況などについてご説明いたします。(所要時間:約1時間)

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