手ぶらで行ける！秋こそ、神戸でおしゃれピクニック

日差しや風が肌に心地よく、お出かけが楽しい季節がやってきました。秋の行楽シーズン、外でのんびり過ごしてみてはいかがですか。

神戸にはすぐ近くに山があり、自然を感じながらピクニックができる場所がたくさん。今回は、手ぶらで行って楽しめる神戸のおしゃれピクニックをご紹介します。

神戸市立森林植物園で「森のピクニック」

神戸の市街地から車で約20分、神戸電鉄「北鈴蘭台駅」からは無料の送迎バスで約10分のところにある神戸市立森林植物園。

夏はあじさい、秋は紅葉など、1年を通してさまざまな草木花が楽しめる植物園です。

園内の一角にある弓削牧場直営の「森のカフェ ル・ピック」は、来園者がほっと一息つける場所として人気。弓削牧場のミルクやソフトクリームなども楽しめます。

こちらで、2023年4月から「ピクニックセット」の販売がスタートしました（10月末までは土日限定・11月は平日限定・完全予約制）。

「ピクニックセット」の中身は、弓削牧場のチーズと天然酵母パンを使用したオリジナルサンドイッチ2つ、季節のサラダ(取材の日はパンプキンサラダ)、ポテトチップス、フロマージュ・フレ(フレッシュチーズ)、オリジナルジャム2種、弓削牧場の焼菓子（取材の日はシフォンケーキ）と盛りだくさん。

この日の焼菓子は、自家製のフロマージュ・フレと、平飼い卵を使って焼き上げた弓削牧場で大人気のシフォンケーキ。 しっとり&ふんわり生地は甘さ控えめで、ほんのりチーズのコクも感じます。

ドリンク(コーヒー、カフェオーレ、ミルクのいずれか)または、ミルクソフトクリームが選べるチケットも付いています。

さらにうれしいのが、ピクニックバスケット、レジャーシートもレンタル可能というところ。バスケットを持って散策すれば、ピクニック気分も盛り上がります。

スタッフの横山琴加さんは、「広大な園内には四季を感じられる様々なスポットがあります。お客様に好きな場所で、ル・ピックのメニューを食べながらのんびり過ごしていただきたい、という思いからピクニックセットの販売をは始めました。」と語ります。

横山さんがおすすめするピクニックスポットは、「森のカフェ ル・ピック」の姉妹店「みちくさテラスパーチ」近くの芝生広場。

長谷池が近く、風も通って心地いいスペースです。ピクニックセットをいただいた後は、シートにごろりと横になってお昼寝タイムや読書タイムなど思い思いの時間を過ごしましょう。

2023年春にリニューアルした森林展示館の1階展示スペースも注目です。「森林とわたしたち」のテーマに沿って、人を含めた生きものと共存共生する森林を学ぶことができるので、ピクニックの帰りに立ち寄ってみてはいかがですか。

神戸布引ハーブ園/ロープウェイで「ガーデンピクニック」

新神戸駅近くからロープウェイで約10分。神戸の街並みを見下ろす山の高台にある神戸布引ハーブ園/ロープウェイ。四季折々に、約200種75,000株の花やハーブが園内を彩ります。

そんな「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」では、毎年気候のいい春と秋に、ワンランク上の贅沢なピクニックが楽しめるピクニックバスケットが販売されます。

神戸の街を見渡せる「風の丘芝生広場」や、自然に囲まれた「林の小径」、「四季の庭」など、園内の各所にピクニックテーブルが設置されており、最高のロケーションでピクニックが楽しめます。

さらにうれしいのが、屋内のピクニックスペースも充実していること。雨の日でも、植物に囲まれた映えスポットでピクニックが楽しめるのです。

ピクニックバスケットの中身は、お重に入った彩り豊かなハーブ園オリジナルのお弁当、焼き菓子(クッキー2種)のほか、優雅なピクニックを演出するワインミニボトル1本とミネラルウォーター2本。

ワインは、神戶北野の老舗ワインハウス「ローテ・ローゼ」がおすすめする白ワインです。

他に、レジャーシートやカッティングボード、ガーランドなどのピクニックをかわいく演出する小物セットも充実しています。小物セットにあるドライフラワーとシャボン玉はお持ち帰りもできます。

さらにオプションで、ラグやラウンドタオル、クッション(各種プラス300円)も借りることができるので、なんとも贅沢なピクニックシーンが実現します。

食後は、神戸の眺望が美しい風の丘芝生広場で、ハンモックに揺られながら、ゆったり過ごすのはいかがですか。

手ぶらでロープウェイに乗って、こんな素敵なピクニックができるなんて最高ですね。

外でのんびり過ごすのが気持ちいい季節。神戸の自然を感じられるスポットで、手軽におしゃれなピクニックを楽しみませんか。

秋晴れの空の下で食事を楽しみながら、贅沢なひとときを。