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今日はどこ行こ?居酒屋?バー?その手があったか~!JAZZ!

せっかく神戸に来たのなら、神戸らしい雰囲気が味わえるところで食事がしたい、お酒が飲みたいと思う方も多いはず。
今回は、そんなあなたに新しい選択肢をご提案!

1923年に神戸で日本初のプロバンドによるジャズが演奏されてから、2023年で100周年。神戸といえば、「ジャズ」というイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。でも、まだジャズライブを体験したことがないという方も多いのではないでしょうか。

筆者も、神戸市外の友人を誘った夕食、仕事の関係者との飲み会などの機会には、神戸っぽいお店に案内したいと日夜リサーチに励んでいるにもかかわらず、これまでジャズレストランという選択肢は持ち合わせていませんでした。

しかし!2025年5月25日(土)に神戸観光局が主催したジャズ体験ツアー「1969年創業 神戸JAZZの名店「SONE」プレゼンツ JAZZ入門&「井出厚カルテットwithロアナ・シーフラ」ライブを楽しもう!!」に参加して、ジャズ、アリ!絶対アリ!と確信いたしました。

今日は、そんなジャズやジャズレストランの魅力を、ツアーの様子も交えてご紹介します。

ジャズを聴く際の決まりはある?

1969年創業のジャズライブ&レストラン「SONE(ソネ)」。
ドリンクを注文して、緊張の面持ちで席に座っていると、ソネの3代目曽根正太郎さんから、「ジャズを聴くのにルールはないですよ、気ままに楽しんでくださいね。」とアドバイスが。ジャズは曲名や奏者を知らなくても、「なんか、いい!」それだけでよいのだと。山ほどジャズを聴いてきている正太郎さんでさえ、実は曲名などほとんど知らないというからびっくり!

正太郎さんの話に聞き入ります

実はあの曲もジャズだった!

そんな正太郎さんが、曲名をわざわざ調べておすすめしてくださったのがこちらの3曲。
 ①A Lovely Way To Spend An Evening(素敵な夜を)
 ②It’s Been a Long, Long Time(お久しぶりね)
 ③Somebody Stole My Gal(恋人を取られて)
③は関西にお住まいの方なら絶対聞いたことがあるはず。
何だと思います?
なんと・・・吉本新喜劇のテーマソングです!ホンワカパッパ♪ホンワカパッパ~♪
新喜劇のオリジナルソングかと思っていました!
これは正太郎さんがお話しするときのテッパンネタだそうです。関西人の心、わしづかみですね。

ジャズレストランのお食事とは?

ジャズを一気に身近に感じ、気持ちもほぐれてくると、今度はお食事が気になってきます。
メニュー表を見ると、前菜盛り合わせやピザ、サラダにお肉料理などなど、充実していて本当に普通の居酒屋かレストランのよう。前菜、メイン、パンがついたお得なセットメニューもあります。ドリンクも、ビール、ワイン、焼酎はもちろん、カクテルや幅広い品ぞろえのウイスキーまであり、1軒目使いでも2軒目使いでもいけそうです。メニューの詳細はお店のホームページをチェックしてくださいね。

「淡路鶏のチキンバスケット」 ¥1,210

ライブが始まるまで、私たちツアー参加者も思い思いのドリンクやお料理を食べながらしばし歓談。するとここで、正太郎さんから「演奏中も、お食事をしながら、おしゃべりしながらジャズを聴いてもらったらいいですよ。ここはジャズレストランですので。」と聞いて、またびっくり!てっきりライブが始まるまでに食べ終わって静かに聴くものだと思っていました。
もちろん「おしゃべりしてよい」と言っても、演奏を邪魔しない程度のボリュームでという意味ですよ。

ついにジャズライブ開演!

18:30、心地よいピアノやベースの音が響きはじめ、いよいよジャズライブが始まりました。
なめらかでとろけるようなサウンドが会場を包みます。まるで夕暮れのビーチでやさしい風に吹かれているような、穏やかで、癒される感覚です。
全身を包み込む柔らかな揺らぎのある音。
缶ビールより生ビールがいいように、スマホで聴く音楽より生ライブがいい。やっぱり“生”って偉大・・・。

ソネでのバンドの基本編成はピアノ、ベース(クラシックでいうコントラバス)、ドラム、ヴォーカルです。この日はさらにギターも入った豪華な編成。
1曲目は楽器のみの曲でしたが、2曲目からはヴォーカルのロアナ・シーフラさんが登場。

ヴォーカルが入ると一気に華やかな印象に変わります。今までしっとり聴いていた参加者も、ロアナさんの笑顔と歌声でパッと明るい雰囲気に包まれます。ロアナさんから英語と日本語でのごあいさつがあり、ツアー参加の私たちに向けても「楽しんでますか~?ようこそ」と。さらには、正太郎さんおすすめの曲の中から「It’s Been a Long, Long Time(お久しぶりね)」も歌ってくださるスペシャルサービス!ジャズライブ初心者の私たちを仲間に迎えてくださったようで感激です。こんな交流も生ライブならでは。

「お酒が飲めなくても、ジュース1杯で喫茶店使いしていただいたらいいですよ。」と正太郎さん。
「お店の敷居は低く、演奏、サービスのクオリティは高く」をモットーに、ジャズのすそ野を広げるため日々奮闘されています。

記念撮影に応じる正太郎さん

ソネでは毎日ジャズライブを行っていて、1日3公演。1回あたり45分で、1回目は18:30~19:15、2回目は19:50~20:35、3回目は21:10~21:55。
ミュージックチャージは日によって異なり、1,650円から。3公演すべて聴いても追加料金はなし。お得すぎます!
ツアー参加者も、1/4程度の方は2回目のステージも鑑賞されていました。

ライブが終了し、よかったな~と余韻に浸りながら帰路に就くと、偶然、友人から「お酒はあまり飲まない仕事の関係者と神戸で食事をするんだけど、どこがいい?」とメッセージが。
早速「ジャズレストランはどう?」と、さも前から知っていたかのように紹介したのは言うまでもありません(笑)

ソネを始め、神戸でジャズを楽しめるスポットは「JAZZ TOWN KOBE」をチェック!

ドリンク、お料理が充実していて、生のライブが気軽に楽しめる。
ジャズレストラン――またひとつ、素敵な夜の選択肢が増えました。

※文中の価格は取材当時のものです。

INFORMATIONインフォメーション

ジャズライブ&レストラン ソネ

住所

〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通1丁目24−10

TEL

078-221-2055

営業時間

17:00〜23:00

定休日

年中無休(1/1〜1/3は休業)

HP

https://kobe-sone.com/

ライター:ナイトリサーチャー 真酔(まよい)

たぐいまれなアルコール分解酵素を内に秘め、ナイトタイムのリサーチを続ける遊牧民。
飲みすぎた次の日は、自分の肝臓に感謝を忘れない。
最近はお酒以外のナイトカルチャーにもフィールドを拡大中。