夏だ!夜景だ! スタンプラリーで神戸の夜さんぽをナビゲート
「夏はよる」。清少納言が枕草子に記した「夏は夜が良い」という意味の言葉です。
1000年前でさえこう言われていましたが、現代の夏の暑さはもっと過酷。もはや「夏は夜が良い」というより、「夏は夜しか動けない」といった感じでしょうか。
そんな夏は、ぜひ夕方以降に街歩きを楽しみましょう!
ちょうどJR西日本が、公式アプリWESTERにて「神戸線でGO!沿線魅力発見スタンプラリー」を開催中です。

本記事ではスタンプラリーの内容に沿って、夜の街歩きポイントをいくつか紹介します。単なる夜景紹介ではなく、プラスアルファの楽しみ方もお伝えしますよ!
スタンプラリー参加方法
スタンプラリーに参加するには、スマートフォンにJR西日本の公式アプリ「WESTER」をダウンロードします。
ホーム画面を開いて、右下の「おトクにGO!」→「神戸線でGO!沿線魅力発見スタンプラリー」をタップしてください。

MISSION:1の「コウベdeナイト~夜景めぐり~」→「【第1期】コウベdeナイト~夜景めぐり~」をタップ。

スタンプマークの横にあるカテゴリ「第1期:コウベdeナイト~夜景めぐり~」のスタンプを3個達成しよう!をタップ→画面を下にスクロールすると、10カ所のチェックポイントが表示されます。

・摩耶山 掬星台
・ビーナスブリッジ
・六甲ガーデンテラス
・BE KOBEモニュメント(メリケンパーク)
・北野坂
・神戸市立博物館
・TOTTEIエリア
・ポートアイランド北公園
・ポーアイしおさい公園
・明石海峡大橋(舞子公園)
10カ所のうち、本記事ではプレゼント抽選に応募できる3カ所達成を目指します。
もう行った?新ポートタワー
スポットの1つ目は、BE KOBEモニュメントのあるメリケンパークに行ってみました。

アプリでBE KOBEモニュメント(メリケンパーク)のページを開き、モニュメントの近くに行って青いチェックインボタンをタップすると……
「スタンプを獲得!」と画面に紙吹雪が舞い、ちょっと達成感を味わえます。

さてメリケンパークといえば、神戸のランドマークかつアイコンである神戸ポートタワーですよね。
2年前の2024年にリニューアルオープンしましたが、みなさんは改修後、タワーに入場しましたか? 意外に「実はまだ……」という方も多いのではないでしょうか。
私は取材を抜きにしても、すでに4回も行きましたよ♪

なぜそんなに何度も行くのかというと、いまや日本に数少なくなった昭和の遺産、回転展望カフェのReady Go Roundが楽しいのです。席に座っているだけで目の前の景色が動き、約30~40分で1周します。
日が沈むとカフェ内の照明がガラスに反射して、ちょっと「エモい」空間になりますよ。

そして、なんといってもリニューアルで大きく変わったのが、屋上デッキに出られるようになったこと!

高さはちょうど、地上100メートル。もっと高い展望台は国内にもたくさんありますが、あまり高くなると地上の景色が遠くなってしまいます。
北側の六甲山系が目と同じ高さになり、歩いている人がミニチュアのように見える100メートルくらいが、神戸の街にはちょうどいいなと感じます。


ポートタワーは23時まで営業しているので、夜風にあたりながら夜景を楽しむのにぴったりですね!
また、メリケンパークでは年間を通して概ね月に2回、土曜の夜に5分間の花火が上がっているのをご存じですか?
取材に訪れた日も花火の打ち上げがあったので、今年初めての撮影に挑戦しました。

目で見るともっときれいだったのに……。花火の迫力をうまくとらえられなかったのですが、またすぐに再チャレンジできるのがウィークエンド花火のいいところ。
・6月は6日(土)、20日(土) 19:30から
・7月は4日(土)、18日(土) 19:30から
・8月は1日(土)、8日(土)、15日(土)、22日(土) 19:30から
それ以降は「神戸港ウィークエンド花火」の公式サイトをご覧ください。Instagramでも情報発信をしています。
【Information】
・神戸ポートタワー https://www.kobe-port-tower.com/
・神戸港ウィークエンド花火 https://www.instagram.com/kobehanabi/
アリーナの外も楽しいTOTTEIエリア
スポット2つ目は、2025年4月にオープンした、ジーライオンアリーナ神戸を含む新港第2突堤のTOTTEIエリア。

こちらも「オープンしたニュースは聞くけど、実はまだ行っていない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。Bリーグ観戦やライブに行かない方も、楽しめる場所なんですよ!
まずスタンプラリーは、アリーナの正面入口あたりでチェックインできます。

そのままアリーナの右手を奥に進むと、アリーナ1階にたくさんの飲食店が。外から入店できるので、アリーナに入場していなくても利用することができます。
さらに突堤の最先端まで行くと、TOTTEI PARKと名づけられた広場に出ます。

芝生広場ではイベントが行われることもありますし、競技場のスタンドのような建造物「緑の丘」は、イベントの有無にかかわらず23時までライトアップされています。
「緑の丘」の1階部分には、クラフトビールも飲めるバーベキューサイトがあります。ホットドッグなどのフードも気軽にテイクアウトできますよ。
取材に訪れたときは、テイクアウトでナイトパーティーを楽しんでいるグループや、ウォーキングをする人たちがいました。

この「緑の丘」には登って座ることができるんですが、実はここからも、さきほど紹介した神戸港ウィークエンド花火を見られるんです!
メリケンパークで見るより距離は遠くなりますが、ポートタワーと花火を一緒に見られるのが大きな魅力ですね。

【Information】
・TOTTEI公式サイト https://www.totteikobe.jp/
・「緑の丘」夏イルミについて https://www.totteikobe.jp/news/article/27256
市立博物館でナイトタイムミュージアム
旧居留地にある神戸市立博物館も、スタンプラリーのチェックポイントの1つです。ライトアップされ浮かび上がる建物の前でチェックイン。

基本的には電球色の照明ですが、15分ごとに「25パターンにどんどん移り変わるモード」がやってきます。
【1】15分間、ずっと電球色
【2】15分間、数十秒ごとに色が変化(25パターン)
だとすると、1→2→1→2→1……が15分ごとに繰り返されるイメージです。さらに、バスケットボールBリーグ、神戸ストークスの試合がある日は、チームカラーの緑色に染まるのだそう。

神殿のような外観の神戸市立博物館ですが、毎週金曜と土曜の夜は「ナイトタイムミュージアム」と銘打って20時まで開館しているのをご存じですか?

取材に訪れた金曜の夜も、お仕事帰りと思われる方たちがゆったりと鑑賞していました。
しかも博物館は、神戸の歴史を伝える1階部分は無料!
さらに、高校生以下なら神戸市民じゃなくても、特別展でも無料なんです!めちゃくちゃ太っ腹じゃないですか?
「無料部分を見て、お茶を飲んで帰ってもらうだけでもOKです。博物館は資料の保護のために温度・湿度が一定管理されているので、夏は涼しく冬は暖かい場所なんですよ」
と、案内してくれた学芸員さんも「ふらっと博物館」をおススメしてくれました。

そういえば、誰もが教科書で見たことのあるフランシスコ・ザビエルの肖像画が、神戸市立博物館に所蔵されているのをご存じですか?
作品保護のため年間60日までしか展示することができないので、普段はコレクション展示室(常設)でレプリカが展示されていますが、6月14日までなら本物が見られます!
コレクション展示室は、大人でもわずか300円!
300円でザビエルが見られるなんて……もう神戸市立博物館自体が、神戸の宝物です。

現在の特別展は「神戸百華」。神戸を象徴するお宝を100件展示しています。派手さはありませんが、神戸っ子には“胸熱”なものばかりです。
たとえば、神戸海軍操練所の建物の破風(はふ)!

思った以上に立派ですよね。「幕府の施設だったからかもしれませんね」と学芸員さん。すぐそばに鬼瓦も展示されていましたが、葵のご紋が入っていましたよ。
そして、狩野派の絵師が描いた源平合戦・一の谷の合戦屏風も!

流行しているボンボンドロップシールのような、立体的に浮き上がった金の箔押しがちりばめられています。

ボリュームも1時間ほどで見られるので、お仕事帰りにサクッと立ち寄るのにはぴったりな特別展でした。
特別展「神戸百華」は6月14日まで。その次は、7月11日から9月23日まで特別展「ゴールドマン コレクション 河鍋暁斎の世界」が開催されます!
幕末から明治にかけて活躍した絵師、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)。
美人画から動物画、シュールな骸骨まで……。前売り券はすでに販売中です。キーホルダー付きの特別チケットなどもありますよ。

そして河鍋暁斎展の準備のために、博物館は6月15日~7月10日まで臨時休館します。
休館中も外観のライトアップは継続しますので、スタンプラリーや写真撮影をお楽しみくださいね。ライトアップは22時までです。
【Information】
・神戸市立博物館 https://www.kobecitymuseum.jp/
・「河鍋暁斎の世界」公式サイト https://kyosai2026.exhibit.jp/
スタンプラリーで神戸再発見
いかがでしたか。メリケンパークやポートタワー、市立博物館なんて、神戸観光の定番中の定番であるがゆえに「もう何年も行っていない」という人も少なくないのではないでしょうか。
神戸はここ数年、まち全体がリノベーション中。知らないうちに生まれ変わっていたり、使い勝手がよくなっていたりしています。
暑い夏の日中は外を歩きにくいからこそ、スタンプラリーをきっかけに「夜さんぽ」で神戸の魅力を再発見してください。

「神戸線でGO!沿線魅力発見スタンプラリー」は、各カテゴリで3カ所以上スタンプを集めるとプレゼントに応募できます。 「コウベdeナイト」のカテゴリ以外にもスポットはたくさんありますし、カテゴリを横断してビンゴを完成させるミッションもあるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【Information】
神戸線でGO!沿線魅力発見スタンプラリー
第1期:8月31日まで
第2期:9月1日~12月31日まで
https://wester.jr-odekake.net/campaign/detail/012027050102
【ライタープロフィール】
合楽 仁美(ごうらく ひとみ)
神戸出身&在住のライター。経済メディアNewsPicksなどで活動。
2025年3月まで神戸市公式noteのライターを務めた。
お酒は弱いが酒場の雰囲気が好きで、数年前からバー巡りに凝っている。
縁側があって海の見える家に住むのが夢。