神戸のバーの楽しみ方港町に根付いたバー文化SPECIAL FEATURE

神戸港開港後、外国との交流が盛んとなり、バー文化が根付く港町神戸。
せっかく神戸に来たのなら、“BARの街神戸”で一杯いかがでしょうか。
バーはハードルが高いと思っている人でも、船客を受け入れ続けてきた港町ゆえのオープンな空気のある神戸なら、
安心してバーの持つ魅力を発見することができるはず。
少しの勇気で一歩踏み出せば、素敵な夜になること間違いなしです。

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神戸のバー文化BAR CULTURE

神戸のバー文化

神戸は開港をきっかけに西洋文化が流入し、諸外国との交流の場としてバーやジャズなどが発展したと言われています。老舗のバーも多くあり、日本の洋酒文化発展の一翼を担ってきました。現在、オーセンティックバーと呼ばれる正統派のシックなバーをはじめ、ジャズバーや、カジュアルに楽しめるバーなど、様々なタイプのバーが神戸には存在し、誰でも気軽に楽しめる場所になっています。

「コウベハイボール」

今やおなじみのハイボールも実は神戸と縁深く、キンキンに冷やしたウイスキーを炭酸で割り、氷なしで飲むスタイルは、かつて神戸に存在したバー「コウベハイボール」の名物。氷が高級品だった時代は、日本全国ハイボールに氷は入ってなかったそうですが、氷が普及する時代になってからも、神戸ではこのスタイルで提供され続けたとか。今でも市内のさまざまなバーで飲むことができます。

神戸とBARの、いい関係。

神戸のバーは、観光客だけでなく、地元の人達にも深く愛されています。仕事帰りに立ち寄る人や、週末に仲間と集まってのみに行く人など、バーが日常的な社交の場となっているのは、バーテンダーという“人”の魅力に惹かれ、足を運ぶという風土が根付いているからかもしれません。神戸を訪れる際には、神戸の独特なバー文化を体験してみてはいかがでしょうか?

早がけが楽しい!
初めての神戸のバー

バーは遅い時間に行くものだと思っていませんか?
実は夕食前の夕暮れ時、「早がけ」の時間帯に行くのも一つの楽しみ方なのです。
開店直後だとバーテンダーとゆっくり話せるので初心者にもねらい目です。
初心者もでも気軽に楽しめる、早がけが楽しいお店を紹介します。

バーマップBAR MAP

※バーの数字は「KOBE BAR MAP2025」冊子に掲載されている番号を表しています

バーを楽しむQ&AQ & A

バーってどんな場所ですか?
「現実から離れた空気を吸いに来る場所」「自分の世界に浸れる場所」と言えるでしょう。「居心地の良さ」の感じ方は人それぞれにあり、心がほっとすると感じる人もいれば、澄んだ空気感を味わってシャキッとすると言う人もいます。
いつバーに行けばいいですか?
飲みたいときに、ですが、食事前の早がけの時間帯に食前酒を飲み、胃の準備体操をするというのも、かっこいいバーの使い方です。
また悩みごとがあるときにもバーはおすすめです。きっとバーテンダーさんが感情を受け止め、話を聞いてくれますよ。
どんな種類のバーがありますか?
例えば、オーセンティックバー、ショットバー、スタンディングバー、ダイニングバーなど様々な種類があります。他にも、ジャズなどの音楽系や、スポーツ、ダーツ、マジックや、鉄道、アニメ等、個別の趣味に特化したバーもあります。
ウィスキーやリキュール、ワインなど、お酒の種類においての専門性の高さで選ぶのも一つです。
バーに適した服装ってありますか?
店によってドレスコードのある・なしはありますが、普通の飲食店同様、常識範囲内の服装を心がけていただければ大丈夫です。心配であれば事前にお店の雰囲気を写真で確認しておくといいかもしれません。
大人数で行ってもいいですか?
お店の席数にもよりますので、事前に電話で確認してから行くようにしましょう。
バーでの御法度はありますか。
隣のお客様の会話に急に割り込むのはNG。初めて会う隣の人と話をする場合は、バーテンダーさんを交えたVの字の会話のキャッチボールをすることが、バーの空気も守るためにも大切です。また、大人数で訪れる場合、大声で騒ぎすぎるのは御法度です。
何を頼んでいいのかわかりません。
安心してください。バーテンダーさんは会話からあなたの好みに合ったお酒を作ってくれます。「何を頼んでいいかわからない。」と伝えても、アルコールが強め・軽め、甘い・甘くない、炭酸が入り・無しなど、細かく聞いて作ってくれますよ。
お酒が弱い私が行っても大丈夫でしょうか?
もちろん大丈夫です。ノンアルコールカクテルはいかがでしょうか。無理せず楽しく過ごしましょう。
値段が気になります。バーのおおよその料金を教えてください。
「そのお酒、いくらですか?」と聞いていても全く問題ありません。とは言え、店によって席料であるチャージの料金が変わるので、事前に調べておくと安心ですね。
オーセンティックバーでは、チャージと最初の一杯で3,000円見込んでおけば大丈夫でしょう。カジュアルなバーでは1,500円程度のところもあります。会計の方法は、レジに行くのではなくお席での会計が一般的です。キャッシュ・オン・デリバリーといって、1杯ごとに支払うスタイルのバーもあります。