
エリア:旧居留地
近代日本画を代表する巨匠・東山魁夷が生涯で最も長い年月をかけて制作に取り組んだ唐招提寺の御影堂障壁画を一堂に展示。
清澄で抒情性を湛えた風景画の数々で知られる日本画の巨匠 東山魁夷が完成までに10年を費やした障壁画全68面を公開するほか、全国各地を旅して描いたスケッチや下図なども展示し、構想から完成に至るまでの足跡も紹介します。東山魁夷が鑑真和上に捧げた祈りの美を堪能できる絶好の機会です。
奈良・唐招提寺の御影堂が一般に公開されるのは、毎年6月6日の開山忌を含む3日間だけです。また、現在御影堂は修理事業を行っており、しばらく公開の機会はありません。本展では御影堂内部を再現展示するため、障壁画の臨場感を間近で味わえます。