開催中 「小磯良平生誕120年特別展『働く人びと 働くってなんだ?日本戦後/現代の人間主義(ヒューマニズム)』」神戸市立小磯記念美術館
2023年10月7日(土) ~2023年12月17日(日)
「働く人」をテーマとした展覧会です。
生きるために何かを生み出す、働くという行為は、いつの時代にも人間にとって離れることのできない根源的なものであり、これまでも「働く人」は美術においてひとつの大きな主題として取り上げられ、私たちの胸を打つ作品が数多く作り出されてきました。
小磯良平が1953(昭和28)年に発表した、画業最大の作品《働く人びと》(194.0×419.0㎝)も5年ぶりに展示されます。
画家の関心や社会状況を反映し、時に切々と、時にユーモアをもって表現された働く人の姿を通して、「働くとは何か」を問い直す機会となります。
「働く人」の多彩な表現が放つエネルギーは、今を生きる人たちへのエールとなることでしょう。