2020年12月4日(金)~12月13日(日)の10日間、神戸の夜空に虹色のレーザーアートが出現します。これは、ニューヨーク/ベルリンを拠点に活躍する女性ビジュアルアーティストYvette Mattern(イヴェット・マターン)氏による、7色のハイパワーレーザーを使用した巨大なレーザーアート作品「GlobalRainbow(グローバルレインボー)」。これまでにアメリカ、イギリス、ドイツ、スウェーデンなど、世界の主要都市で展示されており、今回アジア初の展示が、「GlobalRainbow @Kobe 2020」として神戸でスタートしました!
神戸の街の南側にある神戸港から、北側の六甲山系に向けて、虹色のレーザーアートが照射されます。神戸港の中突堤やメリケンパーク等を中心に、3密を避けることができる「屋外」で展開され、「広域」かつ「長時間」いつでも鑑賞できる、スケールの大きな広域アート作品です。
■鑑賞の際の注意事項
超広域で鑑賞できるアート作品である「GlobalRainbow」。実際にどのように見えるのか、おすすめの鑑賞スポットとあわせてご紹介します。
メリケンパークのちょうど上空にはレーザーが通り、公園一帯がすっぽりと鑑賞可能エリアに入ります。BE KOBEモニュメントや神戸海洋博物館、神戸ポートタワーなど、神戸のランドマークと虹のコラボレーションが楽しめます。
虹のレーザーが真横を通る神戸ポートタワーでは、「GlobalRainbow @Kobe 2020」の期間中、営業時間の夜間延長と、特別ライトアップを実施します。外からいつもと違うライトアップの神戸ポートタワーと虹のコラボを眺めるのも、虹により近い展望台から神戸港の夜景と併せて鑑賞するのもおすすめです。
神戸港を周遊するクルーズ船『boh boh KOBE』も、イベントに合わせて期間限定の特別ナイトクルーズを実施!虹が見えるエリアを中心とした30分のクルージング中、3Fオープンデッキからは海側から、夜景が美しい神戸の街に伸びる7色のレーザーを鑑賞できます。
神戸ポートタワーの横の道『中突堤中央線』を北上したところにある歩道橋からは、ポートタワーと海洋博物館、メリケンパークオリエンタルホテルの上空を飛ぶ虹を見ることができます。メリケンパークからの帰り道、後ろを振り向いて見上げてみて。
三宮からポートライナーで3駅、「中公園駅」から西へ約7分のところにある『ポーアイしおさい公園』は、神戸の市街地を対岸から一望できるビュースポット。園内にある照射機から発せられた光が、対岸の神戸のウォーターフロントの夜景の上を越え、はるか向こうの六甲山系へ向かって一直線に進む、ダイナミックな景色を眺めることができます。
■ポーアイしおさい公園から鑑賞の際の注意事項
虹のライン上にある花隈駅近くの花隈公園。高台になっている園内からは、ビルの合間に見えるポートタワーと上空を通り抜ける虹をばっちり見ることができます。
神戸市営地下鉄「県庁前」駅を出て、西に徒歩4分ほどの場所にある『日本基督教団神戸教会』。その前を通る山手幹線にかかる歩道橋からは、教会と虹のコラボを眺めることができます。
※鑑賞スポットの様子は随時追加予定です!
今年は残念ながら「神戸ルミナリエ」は中止となりましたが、それでも冬の神戸の街には各所で心温まるイルミネーションやライトアップが実施されています。「GlobalRainbow @Kobe 2020」とあわせて訪れたい、周辺エリアで開催されているイベントをご紹介します。
メリケンパークでは、「[email protected]」に合わせて、多くのキッチンカーが集結しており、さまざまなフードメニューを味わうことができます。日によって出展するキッチンカーは変わりますが、澄んだ冬の夜空の下、最高のロケーションで、温かいフードやドリンクを味わいながら、ゆっくりと虹を鑑賞することができます。
おすすめ鑑賞スポットであるメリケンパークのすぐ西側『神戸ハーバーランド』でも、商業施設の『umieモザイク』などを中心に、ロマンチックなウィンターイルミネーション「KOBE UMIAKARI」を実施中。鑑賞前後に、ショッピングやお食事をしながらの散策にオススメです。
メリケンパークから北上した場所に広がる『南京町』では、通り一帯で中国のランターンを灯したライトアップを実施中。クリスマスイルミネーションとはひと味違うあたたかな東洋の光に包まれて、中国情緒たっぷりの町の散策を楽しんでいただけます。
メリケンパークから三宮へ向かう道中にある都市公園『東遊園地』。例年この時期は「神戸ルミナリエ」が開催され多くの人でにぎわいます。今年は中止となりましたが、阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と大震災の記憶を長く後世に語り継ぐために、神戸ルミナリエの次回開催への期待をこめて光の聖堂「カッサ・アルモニカ」が設置され、園内の樹木が電飾でライトアップされています。
2020年は新型コロナウィルスの影響で、各地で大型のイルミネーションやライトアップのイベントが軒並み中止となるなか、超広域の鑑賞エリアで3密を避けることができるからこそ実施できる「GlobalRainbow @Kobe 2020」。冬の神戸の街で、お好きな場所で、お好きな時間に、夜空を見上げてお楽しみください。
また、お越しいただける方は、是非、神戸に架かる「GlobalRainbow」の様子を撮影して、ハッシュタグ #globalrainbow #RainbowKobe #港都の虹 #神戸の虹 をつけて各SNSに投稿してください。
会場周辺のホテルに泊まって、ゆっくり「GlobalRainbow @Kobe 2020」と神戸観光を楽しむのもオススメです!
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